医者の考えることは、おおむね決まっていて、その周辺つまり近所の患者を継続的に増やすことである。生かさず殺さず長い間通院してくれる人が大好きなのである。しかし、中には煩わしい事を嫌い、孤独を好む変わった医者もいる。そんな先生にかかると、外来では、いつも叱られている様な錯覚にとらわれる。血液検査の結果を観ながら、「脂を採ってはいけないと言ってるわけじゃないけど、どうせ採るならオメガ3を採ってほしいと言ってるんですよ」 と先生は、その数値を指差しながら、まだ分っていないのかといった面持ちで口を開いた。⇒太り気味でコレステロール値の高めの人は、参考にして欲しい。
要約すると、脂肪は「飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸」の2つに分けることが出来る。前者は、豚肉、牛肉、乳製品などの動物性の脂肪に多く含まれている。また、それは体内で生成できるので、特に意識して摂取する必要は無い。一方、不飽和脂肪酸は、オメガ3系、オメガ6系、オメガ9系の3種類に分類されていて、オメガ3系は、認知症予防、神経疾患の予防、炎症の抑制、メタボ体質の予防、血栓抑制、血管拡張、がん予防等に期待できるという。また、オメガ6は、日常的な脂としてよく使われているが、採りすぎるとアレルギー促進、炎症促進、血栓促進、血液の凝固等の危険が挙げられる。あの米国でさえも、オメガ6系は心臓疾患のリスクが高まるとして、2006年にニューヨーク市で、飲食店での全面使用禁止を条例で定めている。
オメガ3は、青背の魚の油、えごま油、亜麻仁油、チアシードオイル、インカインチオイル(2013/12/17に既に紹介) など、あえて「意識して」口にしなければならない。また、紫外線や熱を嫌うため、保存は冷蔵庫になる。オメガ6は、べにばな油、コーン油、ごま油、サラダ油、マヨネーズ などで、油炒めに使ったり、ドレッシングに使われている馴染みの深い脂といえる。また、オメガ9は、オレイン酸で、オリーブ油、キャノーラ油、紅花油などが該当する。酸化しにくく、加熱処理にも向いている。なお、オメガ9は、食べ物から摂取するほか、飽和脂肪酸と同様に体内で作ることもできるらしい。
このブログでオメガ3の商品を紹介するのは2度目になるが、医者から薦められたのは初めてだ。
詳細に調べれば、いつでも分ることだけど、重み付けという意味では、初歩的な血液検査で、医者から言われると、そろそろ脂に注意するようにという警告として受け取れる。そこで、探し出したのが「カホクの圧搾法の一番搾り 亜麻仁油(オメガ3が56%含まれる)」である。2013/12/17 紹介のインカインチオイルは、酸化に強い反面、ナッツ風の味(サチャインチ種子風味)が付きまとい、食材との相性があるが、この亜麻仁油は、取り扱いがデリケートな反面、透明無臭で、どのような食材にも使用できる。もちろん和食にもマッチする。
同社のホームページはこちら http://www.kahokuseiyu.co.jp/docs/index.htm
☆ホームページ上の商品カテゴリーは、外国産原料使用商品となっている。