2013/09/27

アハハ!これで痩せられる

 秋に湧き上がる旺盛な食欲は、抑えることが難しい。テレビでは、秋の味覚を紹介するスペシャルな旅行番組も増え、その旅先では温泉に浸かった後、あれも美味しい、これも旨いと、美味しさの感動を伝えてくる。スーパーでも産地直送の秋の味覚が店頭に並べてある。そういった、視覚からくる刺激は、目から大脳へ入り、胃や小腸へ「どうだ、俺も食べれるか?」と問い合わせをする。夏場くたびれた「冷たい物の後遺症」があっても、そんな刺激を受けることで徐々に回復に向かい、突如準備完了というレスポンスがすぐに戻されるようになる。そうやって、夏場に忘れかけていた食欲が目を覚ますのである。

 そんな、胃腸の調子がいまひとつでも、美味しいものには目が無い季節だが、胃腸の調子が本質的に戻るまでは、それらを整えるのに効果的な食物を選ぶなどをして、ここで「太らないように上手に食べる癖」をつけたいものである。確かに、「視覚から大脳へ入る情報」によって、人の意識は大きく変わる。したがって、「美味しそうな物を見せつけられるテレビ番組は決して観ないように」する必要がある。また、自分が理想とする姿を思い浮かべ、毎日チェックし、それを数値化したものをグラフにするなど、そうやって、目標を実現するための「環境へ誘導するように努力する」ことが、自己管理の秘訣らしい。そ、そ、そんな、もちろん俺には無理なのである。なぜなら、目標設定に健康診断のスペックを見て、胴回りの数値を5cm減らしたいと思って努力したことがあるが、最高がんばって2cm程度が限度で、全くと言っていいほど実現不可能だったからだ。

 今、世の中のおっさん達は、1日2食という食事制限によって健康維持をするのが流行っている。とてもとても、俺には真似できるものではないが、これからの年齢は必ず、筋肉や頭部のエネルギー消費が減って行くので、1日トータルの摂取カロリーを減らす工夫が必要で、1日2食という食事制限は理にかなっているとも言われている。しかし、できれば、そんな食事制限より、適宜食べながら体を動かすほうが良い筈で、3回の食事のカロリーを少しづつ減らす工夫をするとか、あるいは、1回分だけでものカロリーを抑える努力をすることを考えたい。そこで、最近、自分では、「さほど食欲をそそらないもの=食べなくても平気でいられるもの=どちらかといえば嫌いなもの」をあえて口にすることに努めようと考えているのである。まじ。

  そこに、俄然クローズアップされてくるのが、腸の長い日本人に適していて、歴史的にも実績のある食材「こんにゃく」が良いのではないだろうかと考えた。こんにゃくは、いまさら解説する必要など無いが、いくつかの成人病にも効果的と言われてきた。それらは、整腸作用や便秘に効果があることは知られているが、こんにゃくマンナンを食べて、血糖値の上昇を抑制できるとか、コレステロールの吸収を抑える働きがあるとか、あるいは、肝臓から出る胆汁酸を再吸収するのを防ぎ、それによるコレステロールの上昇を抑えるとか、胃の中のピロリ菌の除菌にも効果的とか、独創性の高い機能を数多く備えている。そこで、そろそろ、こんにゃくを食べるための工夫をいくつか創作して実践してみたいと思ったというわけである。今日は、とりあえず誰にでも食べやすく、野菜を加えてみたり、工夫ひとつで低カロリーを美味しく楽しめる、こんにゃく麺の「月のウサギ」を紹介したい。
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2013/09/24

たこめし

  炊き込みご飯は、おかずも一緒に炊き込むので、その炊き上がりに「楽しみ」が詰まっている。しかし、自然の素材から自分の手で作れるのは、残念ながら牡蠣飯ぐらいである。そんな簡単そうに見える「炊き込みご飯」こそ、意外にも、どこかに落とし穴があって、折角、新鮮で高価な食材を用意したとしても、失敗に終わってしまう可能性も「0」ではなさそうである。それは、今日のような「たこめしの素」を買って、裏に書かれた原材料を眺めることで、「あーっ、うーむ」そんな食材や調味液まで必要なのかと、考え込んでしまうからである。また、その調味力こそが、プロの技なのだ!と感心するわけである。しかし、いずれ自らの考えと自然の食材だけで、「創作的な炊き込みご飯」が作れるようになりたいものだ。

  さて、今日の「たこめし」だが、私の知っているそれは、瀬戸内海で採れる「たこ」をお米や出汁と一緒に炊き込む郷土料理である。今でも広島、三原、尾道、福山、松山駅では、それを弁当に仕立てたものが販売されている。若い頃は「なぁんだ、たこか」と、舐めてかかったものだが、今頃の歳になると、その「たこめしと言う言葉の響きが、懐かしさを呼ぶ気持ち」に変わってしまっていることに気付くのである。だから、たこなら瀬戸内で有名な「赤穂のたこ」だと思い込んでいたのだが、どうも、この商品の製造は、名古屋という「全く方角違い」であることを知り、うろたえてしまった。得意分野だと高を括っていたのに、そうでないことを知ったのである。もっとも、「知っていること以外は知らないこと」なので、調べてみると、三河湾の日間賀島でも「たこ飯」は有名で、この商品はそこの味を継承していると思われる。

  もっとも、一消費者としては、何処で製造されたとしても、美味しければよい。その「美味しい」と思える要素を考えると、やはり、この中にある「たこ」の切り身が話題の中心になるに違いない。たこから出てくる旨みや、歯ごたえ、これらがお米と渾然一体となって美味しさとして実感できるのである。もちろん、「たこ」の切り身は、たくさん入っていれば、それだけ楽しくなるのは言うまでもない。そして、たこ以外では、ベースになる美味しさを作る出汁も重要と言うことになる。これは、日本の炊き込みご飯の共通する要素でもあり、出汁の基本になる鰹節、昆布、しいたけ、醤油、日本酒などに左右される。たった、それだけの要素と思われるかもしれないが、実際には、味にずいぶん違いがある。

  鰹節は鹿児島の枕崎港、静岡の焼津港で水揚げされた鰹が美味しいとか、昆布は北海道に限るとか、有名な産地は国内にたくさんあるが、個人では、そういう「産地もの」を使って出汁を作るのは出来ないこともないが、前もって準備が必要である。また、そこまで著名な食材を使わずともそこそこ美味しく仕上げることも可能である。今日の即席「たこめしの素」は、焼津産の鰹節、日高産昆布のあわせ一番だしで作られていると表記されている。美味しい物を知り尽くした奥様方は、このような宣伝文句に敏感に反応し、商品に手が伸びると言うことになる筈である。したがって、この「たこめしの素」で作った「たこめし」は、理論的にも美味しいということになる。
ではこちら
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補足: レトルト・パックの中の「たこの切り身」は、調味液の中で小さくなってしまっている。酒の肴に使える「たこのぶつ切り」がセブンイレブンでも販売されているので、それを追加して炊き込むと「生々しさのある たこめし」になり、お勧めできる。 

2013/09/20

スパイシーな本場のカレー

   このカレー5種の総称は、「印度・伝統料理人」と言うらしい。「印度」と漢字で書かれているところに意味がある。日本にカレーが入ってきた大昔まで遡って、「日本人の持つカレーの誤ったイメージ」を正そうとする意図までも感じてしまう。つまり、英国式のカレーは、インド人は口にしませんよと言うことなのである。そうやって、本来のカレーの持つ印象を「徐々に歴史や伝統のある美味しさ」に導くように考えられた商品といえそうだ。そこに、この商品のコンセプトがおのずと浮き彫りになる。「古代伝統カレーレシピを本場インド人シェフが継承したカレー」という、インドの歴史ある文化遺産を掘り起こしたテイストなのである。うーむ!凄すぎる。なので、これが「本物の印度のカレー」と、自信を持って薦められるということなのだろう。これら5種には、1つ1つにそのカレーの特徴を象徴する「固有の名称」があるように、その究極にまで洗練されたスパイスや食材との組み合わせを活かした逸品といえそうだ。


   商品の特徴を「パッケージ裏面にある説明文から転載要約」してみると、以下のような表記になっている。  → 1.「パニールマッカニー」は、殆どのインドレストランにある人気のインド料理でメニューで、トマトベースのソースにカスリメティとハーブを加え、インドのカッテージチーズ(パニール)を煮込んだ料理。→ 2.「ナプラタン」とは、9つの宝石と言う意味で、ムガール朝の時代アクバル王が9人の側近に作らせた料理が「ナプラタン コルマ」だと言われている。たくさんの野菜と、カルダモンの香り漂う濃厚なカシューナッツのソースの宮廷料理の1つ。 → 3.「ダル マッカニー」は、黒豆を弱火で約9時間コトコト煮込む、「辛抱が必要」な料理。ブーケガルニ、トマト、クリームとバターを加えて味付けをし、深い味わいのクリーミーなカレーに仕上げてある。 → 4.「パラック パニール」は、肥沃な土地に恵まれた小麦や野菜、乳製品の生産地として名高いプンジャブ地方の代表的な料理で、新鮮なほうれん草とインドのカッテージチーズ(パニール)を、玉葱とにんにくでじっくり煮込んだシンプルな料理。 → 5.「チャナ マサラ」は、ムガール朝の時代から続く伝統料理。スパイスをふんだんに使ってよく煮込んだひよこ豆は、ほっくりと仕上がり、高級な味わいがする。インドでは、オニオンスライスを添えてバドーラと呼ばれる揚げパンと共に食べるのが一般的。

  これら5種は、いずれも鶏肉、豚肉、牛肉、えび、魚などを一切使っていない野菜カレーである。脂分としても、バター、生クリーム、パーム油程度で、ベジタリアンの人たちに最適なカレーにもなっている。たんぱく質は、豆やチーズが入っていて満足感は十分あり、お昼に丁度よいぐらいである。動物性の脂が殆ど使われていないので、暖めなくても、レトルトパックからスプーンですくい上げて食べることもできる。つまり保存食としても最適である。もちろん、これらの野菜カレーに飽きたら、独自に鶏肉、豚肉、牛肉、えび、魚を加工して上に載せるとか、いくらでも美味しく戴く方法はあると思われるかもしれないが、何回食べてもその必要はなさそうである。

  ありがちな、重たい脂で内臓が痛めつけられることは全く無い。消化が早く健康的であることで、年配の人たちにも好感がもたれる筈である。そんな、体に優しいレトルトカレーであるが、驚くほど多彩なスパイスが入っているので、口腔内から鮮烈な薫りが鼻を通り抜ける。あまりにも手軽で、それでいて美味しいので、信じられないかもしれないが、全く「東京にある高級インド料理店で戴くカレー」と遜色は無い。食べた後には、何処からとも無く使われていたスパイスの一部が漂い、美味しかった記憶を再び好印象として残している。個人的な話になるが、鶏肉が嫌いな私にとって、海老カレーしか食べれないため、最近はめっきりアジャンタ等へも顔を出さなくなったが、このレトルトカレーがあると、益々インドカレー専門店へは足が向かなくなるに違いない。また、最近東京近郊に増えつつあるインド料理店とは競合になるかもしれない。
それぞれの原材料、エネルギー成分など詳細はこちら
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補足:品質保証として、このインドカレー専門製造メーカーは、ISO-9001、ISO-22000を取得しているとカタログに明記してある。

2013/09/17

ポンパドウル

  「ポンパドウル」という名前の会社がある。美味しそうな独創性のあるパンの製造販売を行う会社で、日本全国にお店を展開し、社員722名、売り上げ152億円を誇っている。「ポンパドウル」とは、1700年代のフランスの貴婦人の名前からとったもので、そのポンパドウルさんは優れた文芸、美術、芸術に類まれな才能をもった御婦人であったことから、それにあやかり、どこまでもハイセンスな商品を取り揃えて、若い女性から年配の御婦人まで幅広く支持を得ていると自慢できるお店のようだ。

  商品は、フランスパン、食パン、菓子パン、惣菜パン、サンドイッチ、バラエティー・ブレッドと幅広く取り扱う。それらは綺麗に分類されていて、見るだけでも美味しそうだ。パンは焼きたてが美味しいが、一度にたくさん買っても食べられないので、店頭では苦渋の選択を迫られる。特に興味深いのは惣菜パンで、そのまま口にしても、組み合わせる食材に独創性が感じられ、時間が経過していても、その薫りと奥深い味わいに満足感が湧き上がる。そこには、一日中パンを口にしても良いかと錯覚するくらいで、日本人であることを忘れてしまいそうになる。そんな、美味しさに豊富なバリエーションが用意されている。

  中でも、今日紹介するこのミルクフランスは、とても独自性を感じるフランスパンである。見た目からは皮が硬そうで、ちょっと、そのまま食べれるのだろうかと不思議に思えるようだが、一度でも口にしたことがある人なら、その魅力に虜になるにに違いない。パンは固ければ何度も噛む。何度も噛むためには、出来ればパンは少し甘いほうが良い。甘い味なら練乳味、そんな願望をストレートに表現したのがこの「ミルクフランス」である。「いやいや、ミルク味のクリームを挟んだパンならどこにでもあるよ」って言われそうだが、香ばしいフランスパンに独特のコンデンスミルク味のクリームが挟んであり、これが他を圧倒する美味しさを演出しているのである。このミルクフランスは、購入したその日のうちに戴かなければならない。

  そしてもう1つ、ジャンボレーズンというフランスパンがある。PDFでは背後に写っている。これこそ、外見の似たものは多いが、これには、特大のレーズンを入れて焼き上げてあり、小麦の豊かな薫りと特大レーズンから染み出るほのかな甘みが、カリカリの外皮とフワフワの中身と相まって、持ち帰ったら、すぐに「かぶりつきたいぐらいで」、もう、病みつきになりそうである。また、初めて観た人も裁断された断面が、見るからに美味しそうで、すぐに手が伸びてしまう筈だ。そんな、ジャンボレーズンは、薫りの高さも魅力的である。できれば、これも早めに戴きたい。
こちらは、1本で1,050円。
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2013/09/13

ウォーキング 6

   「一葉知秋」といった日が既に続いている。誰でも「枯れた葉」を見て、わが身の老化を意識するのかもしれない。少し筋肉や筋を伸ばす気力が戻ってきたようだ。人々は、様々な格好をして川縁を歩いたり、走ったりしている。自転車に乗る人も増えているし、電動車椅子の人も繰り出して来る。人出が多いのは楽しいが、そういう時こそ道路マナーはしっかり守りたいものだ。10~15年前に比べて、自転車や乗用車のマナーが極端に悪くなっているからだ。また、乗用車、軽トラックなどは、運転者はこのくらい近づいても、歩行者の方が避けるだろうと予測して、速度を落とさなかったりするので、歩行者は常に気を許せない。私も、危うく「小田急バス」に潰されそうになったことがある。死亡事故発生箇所は、意外にも多いのだ。そんな事故の予測を踏まえて、事前に対策を考えてコースを選んだ方がよい。

  昔の人は、体を鍛えるには、ある限界まで苦しい思いをすることがよいと考えていた。今でも、辛い思いをすればするほど筋肉がついたり、精神力が養われると考え、炎天下でも気合を入れてへとへとになるまで体を酷使する人がいる。しかし、現代科学では、これを危険な行為と位置づけている。食事も腹八分目なら、運動も体力八分目が良い。しかも、その場所は、体育館のような直射日光にあたらず、風通しがよい場所で、水分・塩分補給を用意できるところが良いとされる。そして、運動している時は、筋肉を伸ばしている、あるいは腹筋を使っている、敏捷性を養っているなど、鍛えたいところに神経が集中していることが望ましいそうだ。それを踏まえて、ウォーキングをイメージすると、正しい歩行姿勢で歩くことが最も重要であることが分かる。正しい歩行姿勢で歩くと、体全体が程よく疲れて、足の筋肉だけが硬くなったり、腰を傷めたりすることはない。

  そんないくつかの課題を踏まえた上で、着用するものも周到な準備をした方が良い。まずは、上半身周りだが、運動を常に繰り返していると、自然に汗を大量に放出する皮膚になる。そこで、汗を早く気化して、常にさらっとした感触を保ちたい。今年は、当初から特に暑くなりそうなこともあって、あらかじめアディダスの360度涼しい「Climacool」というアパレルテクノロジーを着用してきた。これは、特殊なメッシュ素材を、汗の多い場所や熱を持ちやすい場所などを素材を変えて縫製したものである。シューズもその技術を使っている。このシューズは大地とのグリップ感も大変優れていて、機敏な動作に小気味よく追従する。これらの感触は、実際に数ヶ月使ってみて効果を実感してきた。是非にでもお勧めしたい。

  これからも、まだ首には日焼け止めのタオル、目には紫外線を防御するためのサングラスが必要で、ただし、色が付いて暗くなっているだけでは、逆に瞳が拡大し、返って紫外線が大量に入射する事が分かっている。それが白内障の原因になっているという報告がある。白内障は、手術で眼内レンズと交換するまでは治らないので最も保護すべき場所である。頭のてっぺんにも紫外線は悪影響を与える。反射しかしない人は別として、まだ髪が大切なら必ず帽子を被ろう。準備が出来たら、 危険な街中に飛び出す訳だが、歩道や遊歩道を歩く時間帯も重要である。日が暮れる夕方、あるいは夜中は、一番交通事故が多いので避けたい。シャツの色柄は派手で目立つほうが良いに決まっている。そして、人がたくさん歩いている場所を歩く。人が多いと接触事故は少ない。さらに目撃者が多いので、自転車や自動車の運転者も慎重になる。あと、オヤジ狩りにも注意し、むやみに集団に近づかない、特に背後に気を配っておきたい。
今日は、Climacool の一部を紹介したい。 
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2013/09/10

髪に効果あるコラーゲン

   還暦を過ぎたおっさんとしては、いまさら少々褒められても、何を言われても、それなりに受け流せる気持ちの余裕はある。ただ、機嫌を伺うような挨拶程度のジャブを返すのに「受けを狙う」なら何か面白い言葉を発して、相手を動揺させるとか、色々手口は考えられるが、そのようなリアクションも最近は面倒というか、正直しんどい。ところで、今日は髪の話になる。その髪のカットのために、大倉山まで通っているのだが、そこのカリスマ美容師(=凄いすよ、鋏なんか逆手に持ってるんじゃないかと見間違える作法で、すばやくカットしその切られた髪を拾い上げると、ほぼ同じ長さに揃っていたりして、正に「入神の技」と言ったところ)が、カットも大方終わりかけながら、ぼそっと、一言「髪の腰」が強くなっていますけど、何かしています?、「つやもいいし、元気になってます」というのである。

  いや、実際何もしていないので、きっと、上手を言って、俺を背後から喜ばせようとしているな!その手には乗らないぞって思いながら、少し間をおいて「何もしてないよ」と返した。何やら、頭頂部の髪を指で挟んで左右に引っ張りながら、首をかしげている。彼は、そんなに根拠も無く上手が言えるほど調子の良い男ではない。私がカリスマと呼ぶぐらいだから、芸術派のプロフェッショナルなのである。もう15年以上の付き合いだから、私の物腰をみて機嫌を判断するぐらいの間柄である。「その彼が、そんな言葉を掛けるなんて・・・・」、と思い出したように、帰りの電車の窓に映った髪を覗き込んでいたのである。そんなことを、言われたのは生まれて初めてである。潮来笠の橋幸夫ではないが、首を右へ傾けたり、左へ傾けたりしながら、「トップの髪かあ~」と手で触ってみながら、思い当たることを探そうとしていた。

  大昔、私がまだ高校生の時代に、父が夜ジョギングをしていて、帰り際にへこんだ流水溝に足をとられ捻挫をしたことがある。それ以来、そのことを時々思い出し、自分の年齢を意識し始めながら、ウォーキングで足腰を痛めてはいけないと思い、特に、背中に負荷を掛けるようになってからは、必要以上に気を使ってきた。以前に紹介したことがある「コラーゲンとヒアルロン酸の入ったパウダー」を珈琲やスポーツドリンクに混ぜて飲んでいる。これは、美容系の製品で、グルコサミン、ビタミンC、美体質乳酸菌、低分子コラーゲン、ヒアルロン酸、食物繊維、CoQ10、エラスチン、4種のハーブミックスと女性のお肌に良いとされるものの集大成商品と言えるものである。

  最近違うと言えば、これしか考えられない。家に戻ってから早速コラーゲンとヒアルロン酸の効能を調べてみた。幾つか効能はあるらしいのだが、元々女性向けに用意された記述のページが多い中で、もちろん私には無関係だが、美しくなる要素が上位にランクされていて、お肌に潤いを与えるとか、色々あるのだが、結局、そのような効果は最終的な効果であって、むしろそれ以前に細かい効能が挙げられている。そこに、あった。「髪が太くなる=3ヶ月程度で髪のハリやコシが改善され、髪の直径が増す」という報告である。そのほか、骨が丈夫になるとか、傷が治りやすくなるとか、美容だけではなく、中高年の老朽化した皮膚や筋肉にも効果的な事が分かってきた。コラーゲンとヒアルロン酸なんて、表側から分かるような効能があるとは思ってもみなかったが、確かに、トップの髪の艶とか張りが良くなっているように感じる。いまだ、トップに髪が残っている方は是非お試しあれといったところ。
では参考程度にこちら。
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2013/09/06

ツバメ風しょうが焼き

  どんな洋食屋にも、ランチメニューや定番メニュー、あるいは、季節限定メニューというジャンルも選択肢として用意されている。もちろん単品のアラカルトもあって、縦て続けに何度か通っても飽きが来ないように、巧妙に準備され、意外な美味しさを再発見することもある。私のように、不見転でお店に入ることの無い者にとって、お昼の食事は、主要な駅での馴染みの店化を進めてきた。早い話、「冒険を嫌う情けないやつ」なのである。おおよそ、打ち合わせとかで待ち合わせる場合は、神田や小川町と言った街での老舗店がよいが、距離的には気軽に新宿、渋谷あたりでも開拓を進めてきた。そんな折、もう随分昔の話だが、新宿南口駅の2階にあった「つばめグリル」がどこかへ姿を消してしまっていた。そのために、わざわざ高島屋店の13階まで足を運んでいたのである。

  つばめグリルは、一寸煩い時もあるが、気楽に入っても「昔ながらの美味しいお店」として、万人に好まれている。その姿を消した「つばめグリル」は、つい先日、ルミネ1の7階に移転していたのを知ったのである。さっそく探して訪れてみたが、南口2階にあった頃より店の雰囲気は落ち着いて、テーブルも大きくなって、いい感じであった。久々のオーダーは、珍しい品が追加されていたので「しょうが焼き」に挑戦してみた。メニューには、「宮崎県都城市産の豚を使用」という程度で、特別な能書きもない。最初にしては、ちょっと不安にも感じたが、結果的には、そこそこ品質も高く、ロースハムのような味わいで、それでいてボリュームのあるお肉に仕上がっている。さりげないメニューだが期待以上で、このあたりのメニュー作りの選択眼は、さすがに都会的な品のよさが伺える。

  しばらくご無沙汰していた「つばめ風ハンバーグ」は、価格は僅かに値上がりしていた。しかし、品質やお味は、まったく変わらず、むしろハンバーグの上に乗っているデミグラソースやその上のビーフが少し大きくなったかもしれないほどで、大変満足できる。こういう慎重な値上げは、顧客からも支持されるに違いない。それにしても、テーブルに座って思い起こすことがあった。この「つばめ風ハンバーグ」を食べていた25年前の自分は、量的にも十分納得していて、少し腹に余裕を残す程度にペロッと食べたものだが、さすがに今時は、前菜のトマトサラダや、添えられたアンチョビバターの乗ったじゃがいも、あるいはフランスパン、これらの量が全体的に少々多すぎて、全て平らげることが出来なくなってしまった。どこか消化器系の病気でもあるのではないかと心配である。というのも、端向かいに座ったかなり年配の2人連れは、その「つばめ風ハンバーグ」を簡単に済ませ、すぐに、珈琲とかぼちゃのプリンを平らげていたからである。

  そんな、昔ほどに食べる勢いがなくなったとか、たくさんは食べられなくなったとか、同じように夏場の胃腸の疲れが残る人には、サーモンのムニエルがお勧めである。珍しいほどの大振りのサーモンで、結構満足できる。もう一皿ぐらいいけそうだが、後のデザートも色々美味しいのがそろっているので、ここはとりあえず腹7分目で抑えるというのも手なのである。オーソドックスなメンチカツは、一般的に「ハンバーグの種に衣をつけて揚げたもの」と思われるが、お店によって少々作りが異なる。ここのメンチカツは、昔の洋食屋のそれに最も近く、玉葱の食感が少し残る感じに仕上げてある。それが嫌気するならば、最初からハンバーグをオーダーする方が無難になる。今日は、それら3種を並べてみた。
ではこちら
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2013/09/03

とびきり大粒ヨーグルト

    先日、私の推奨ヨーグルトでもある「贅酪」を紹介した。このヨーグルトは、もの凄く体への効果を実感出来るヨーグルトにもかかわらず、結構手に入りにくいので、わざわざ都会へ出かけて買い求めるしかない。インターネットでも購入することが出来るが、ヨーグルトと言う性質上、3本以上は買い貯めが出来ない。だから、その贅酪が入手出来ない時に、手近で補うヨーグルトが必要になり、自分に適したヨーグルトを常に探し出そうとしている。B型(血液型)としては腸内抗体の増加を補うため、ヨーグルトを欠かすことができない。そうやって、近所のスーパーで販売されているものの中からも、常用できる商品を選出することになる。

  今日、紹介するのは、デザートのようなヨーグルトで、北海道乳業の大粒果肉入りのフルーツサラダヨーグルトと並ぶ商品で、「マンゴーとゴールデンパイン」を使い、トロピカルな爽やかさを追求した「とびきり大粒」ヨーグルトである。以前同社の製品を紹介した時にも、やはり同じ「とびきり大粒ヨーグルト」という名称だったと記憶しているが、そちらには「温州みかんの大粒」が使われていた。温州みかんは、味が濃くて、それ単独では凄く美味しいのだが、ヨーグルトと混ぜて美味しいかと言われると、ちょっと首を傾げる。それは、我々の世代は、幼い頃に食べた「みかんの缶詰」を思い出すからである。それは、季節柄、冬場に向いた商品と言えそうだ。そこで、夏場用として別途マンゴーとゴールデンパインを加えたヨーグルトを用意したものと考えられる。

  やはり、乳製品は、特徴ある美味しさを印象付けるものがよい。一口で「美味しさ」と言っても、人によって様々な印象があると思うが、個人的な記憶を呼び起こすもの、たとえば私などは、チチヤスの赤ラベルは、「幼い時から食べなれたヨーグルト」で、懐かしさが(=美味しさに)繋がった商品といえる。一方、この北海道乳業の大粒果肉入りのフルーツサラダは、大粒の果物が所狭しと入っているので、時間経過と共に、果物からじわっと溶け出した果汁とヨーグルトが渾然一体となり、フルーティーなデザートとしても品質の高い商品といえる。1個140~160円で販売されていて、少々贅沢な感じを受けるが、その価格以上の(=美味しさに)印象がある。

  大粒の果物を投入したヨーグルトは、素材の厳選入手とか、裁断加工からカップ投入まで、機械による一貫生産で製造されているとは限らず、やはり多くの人の手を経て作られる筈である。このような商品は、やはり貴重な存在なので個人的には大切にしている。今日は、その北海道乳業の2種類の製品を並べて撮影してみた。温州みかん、ぶどう、パイナップル、白桃の入ったフルーツサラダヨーグルトとマンゴーとゴールデンパインの夏向きデザートの「とびきり大粒」ヨーグルトである。同社には、期間限定商品として他にも他社とのコラボして開発された商品が幾つか用意されているが、やはりこれらのヨーグルト商品に勝るものではない。
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