www.youtube.com/watch?v=erUcduVIt2A
ミッション(任務)がインポッシブルな(難しい)ので、特殊な技能を備えた者が、さらにその腕に磨きをかけ、表向きの組織に属さないスパイ・グループの活躍を映像化したもの。つまり、この作品の面白さは、指令を出す当局は一切関知しない(関与を否定する)という、味方をも欺く難度の高い任務に、有能で失敗しない集団(組織名は↓説明)で、知恵と強靭な肉体を使って任務を遂行するところにある。「そこに、うーむなるほど」と思う、凄い見所がふんだんに盛り込まれてきた。それらは、秒を刻む程の正確に遂行する作戦であったり、その為の優れたマシンの用意や、人間の能力限界まで引き出した即戦力、あるいはメンバーの組織力であったりと、素人が考えるスパイらしさが満載であった。
この映画シリーズの主役は、ご存知トムクルーズだが、あの「トップガン」でブレークした大好きな俳優だ。それは、F14トムキャット(艦載機)が正確無比の傑作と言われた全盛時代(28年前)に公開された映画で、ストーリーよりも、特に戦闘機の可変翼のビジュアル(コンピュータ制御:低速で主翼を広げ、高速で主翼を閉じ、旋回時にも主翼の幅を広げ高い旋回性能を得る)や背後に流れるサウンドが作品を一層盛り立てた。勿論、そのトップガン=米国海軍戦闘機戦術教育プログラムの中で、敵の戦闘機役を果たす特別有能な人材の合格メンバーを演じたことをきっかけに、その彼のイメージそのままに魅力を引き出す作品が次々と作られてきた。だが、トップガンのような映画に出演した後は、どんな作品に出演しても「少しゆるく見える」ことも確かだ。
☆F14トムキャットの可変翼に興味のある方のみ参考:トップガンから抜粋
https://www.youtube.com/watch?v=vwBbrngafl0
しかし、ミッション=インポッシブルだけは、彼自身の趣味性が強く「自ら企画を考える、不可能への挑戦」と思えるほど危険極まりない作品ばかりだ(その危険シーンを安全に撮影する技術こそスパイ作戦的技術と思わせる要素かもしれない)。確かに、観客が興奮し歓喜するから「自らがやってのける」。その気持ちこそがファンを引き付ける最大の要素かもしれない。そこで、「すべて本物という2例のアクション・シーン」のメーキング映像を参照されたい。
こんなの見たことない!飛行機アクション
https://youtu.be/WISQ_Uy2dV8
撮影車、撮影機(ヘリ)も併走する、バイク・アクション
https://www.youtube.com/watch?v=mT5Kxj4V3XA
IMFと言っても、偉そうに他国の文化に余計な発言をした銀髪頭のおばさんがいる「国際通貨基金」のことではない。IMF=Impossible Mission Force 訳して、「難しい任務を遂行する部隊」である。なんと分りやすいことか!おっと、ついでに、今回の副題である ローグ・ネイション=Rogue Nation とは、「危険な組織、とか、ならず者国家」のこと。まあ、世界で通用する、これ以上の意味深な表現も無いと思われる。あと、作品の中でよく出てくるシンジケートとは、「人殺しをも厭わない組織犯罪集団」と考えられる。また、エージェントとは、「組織から依頼され、その代わりに行動する者」のことだが、イーサン・ハント自身もIMFのエージェントと見ることができる。それでは、今回のIMFの5人のキャラクターを覚えておこう。
https://youtu.be/_J655H0XnQs
それでは、予告編
https://www.youtube.com/watch?v=_Dg3eAwCuVA