2009/04/21

低GI食品

 糖質の吸収度合いを示すGI(グリセリックインデックス)という概念が広く使われるようになった。食品を食べた後の糖質の吸収反応を0~100までに数値化したもので、高GIとは、糖の吸収が早く急激に血糖値が上がり、低GIとは、糖の吸収が遅く血糖値がブロードに変化することを示しているらしい。一般的には、糖の吸収が早いと、太りやすく、遅いと太りにくいと言う解釈でもよいが、糖尿病予備軍の我々としては、少ないインシュリンの処理能力に近づけるためには、低GI食品が好ましいと言う解釈になる。一方、スポーツ選手にとってみると、高GI食品は、瞬発力や爆発力、あるいは攻撃力が発揮されてよいが、またすぐに腹が減る。低GI食品では戦う気力は薄いが、だらだらと長期戦に向いている、延長戦においても腹が減って座り込むことなく戦える。というように考えると分かりやすい。

 では、高GI食品、低GI食品にはどのようなものがあるのだろうか、数値なども公表されているので、いくつか挙げてみると、高い方では、食パン91、フランスパン93、うどん85、じゃがいも90、ドーナツ86、フライドポテト85、チョコレート91、低い方では、蕎麦54、さつまいも54、大豆30、日本酒35、バター30、ナッツ15、珈琲16 といったところで、何となく常識的というか経験的な傾向が出ていて話のつじつまは合いそうだ。 しかし、ホウレン草は15と載っていて、古い話で恐縮だけど、アニメのポパイのように急激に元気が出る根拠はなさそうだ。

 あと、低GIを食べていると糖尿病予防に効果的と言う話ではないので、誤解されないように。では、数値幅のあるGIの概念をどのように使えばよいのかといえば、数時間レベルで急激に元気になりたいとか、あるいは、空腹感を伴わず持久力をもちたいとかを、食品を選んで食べることで上手に管理できるということである。風邪で寝込んだ後は、やはり、うどんとかパンを食べると早く元気が出て、仕事の復帰も早い。また、糖尿の心配のある年配の人は、蕎麦や大豆でできた豆腐を食べて地道にじっくり仕事を続ける。といった具合だ。

 実際に食事として何をどのように利用すればよいのか、全ての食品にGI値が記入されているわけではないので、あくまでも目安で利用するしかない。そこで、今日紹介するのがGI値55以下のSOYJOYである。実際にこれを食べると、人によって反応は様々だけれど、少ししか食べなくても3~4時間空腹感は無くなる。空腹になると不機嫌になったり、仕事のやる気を失う人は回りに迷惑を掛けないためにも是非使って欲しい。夜遅くまで残業をせざる終えない人、外出中は高カロリーの食事を控えている人、いつも、夕食まで時間が長いと感じている人、いつ襲ってくるか分からない空腹感に、SOYJOYで対処すればよいのである。私の場合は、ウオーキング時や写真撮影時に、一寸だけ空腹を満たしたいと思う時があり、かなり重宝する。 そのような限られた利用方法しかないかもしれないが、SOYJOYは特定の条件下で便利である。栄養バランスも良さそうなのと、カロリーが1本140kcal程度なので、効果的に使えばダイエットにも応用できるかもしれない。実際に4時のおやつ代わりに1日1~2本で1週間続けたら体重が800g落ちた。まあ、誤差範囲かもしれないが、気分はよい。何でも続けると飽きる性分なので、もっと種類を出して欲しいものだ。
ではこちら
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