以前、アントニオデリというお店の「4種のチーズ・ソースのリガトーニ」を紹介した事がある。チーズソースが「たまらなく美味しい」という記述も残している。今日は、それを思い出し、よく整理して自己流を取り入れ、朝食に応用してみる事にする。朝は、これから体が活動状態になるので、こういう時間帯にこそ高カロリー食品を用意して休日を自由奔放に過ごしたい。ウォーキングにも出なきゃいけないので瞬発力が出て、途中でお腹が空き過ぎて気力がなくならないよう、休日の朝は、腹をほぼ満タン仕様にする。
4種のチーズ・ソースのリガトーニを食べる前は、ペンネなんて何が美味しいんだろうと思ってきた。そもそも、何でこのような形状のものが存在するのか疑問にさえ思っていたのである。しかし、最近これが大変便利な事が分かってきた。そんなの当たり前だよと言われるのかもしれないが、1.小分けにしやすい。2.箸でも食べられる。3.鍋に収まりが良い、等よく考えられていることにやや感銘を受けている。次は食感なのだが、いつも、少々「硬いなっ」て思っていたのである。いわゆるスパゲティーやフィットチーネは、少々歯ごたえがあったほうが美味しく感じるのに、ペンネの硬いのは何故か受け入れ難たかったからだ。それがあのアントニオデリのリガトーニを食べて、「そうだよ、これくらい柔らかく弾力があるほうが美味しい」と思ったのである。それから俄然ペンネが好きになった。残された課題は、茹でるときの塩分をどうするかである。いくらウォーキング中に汗をかくといっても、食事の塩分濃度は低い方が良い。もし、不足しているようであれば、あとでいくらでも補給する手段はあるからだ。
これらの事を配慮しながら、自分なりに手順を考えて作業に入るが、まず、湯を沸かすことから始める。そして、いつものようにベビーリーフをお皿に敷く。これは、サラダを別に用意しなくても済むし、ソースを出来るだけ無駄にしない、後でお皿が洗い易いなどのメリットがあるからで、自分で皿やフライパン、鍋などを洗うようになってから自然にそうなった。これも、偉そうに申し上げると地球環境に優しいって感じなのだが、実は自分が後々楽なのである。また、ベビーリーフ自体も少々苦味があってなかなか後口も良い。ペンネは、20cm程度の鍋で作業が出来るので、比較的少量の天然水で茹でられる。天然塩は使わない。通常の茹で時間は9分と指定されているが、何回かの実験の結果30%増の12分ぐらいが最適と判断した。これは好みなので時間自体に特別意図は無いが、多少長めの方が良い結果が得られやすいと思う。
その他に準備する食材は、チーズは2種、ハインツのホワイトソース1袋、パセリ、ミニトマト等である。チーズは、溶けやすいモッツァレラと、最後に粉末で追加するブラックペッパー入りゴルゴンゾーラを使用した。ホワイトソースは少量作るのが面倒なので、あのハインツ製を使用する。小分けにした4袋が箱に入っている商品で、案外便利に使いこなせる。このホワイトソースもハインツ流の味付けである事をご承知おき戴きたい。自作では得られない「くどさ」というか「味の強調感」があり、単独で使用するのは少々抵抗がある。そこで、モッツァレラ・チーズと混ぜ合わせると、強調感は薄れて丁度よい感じになる。ブラックペッパー入りゴルゴンゾーラは、ここでは半分溶かし込んでしまったが、実際は、削りだす程度の使用で済ませるのが良い。出来上がりは、写真を見ていただくとして、ポイントは、塩分量を可能な限り抑えることと、ペンネの茹で時間は少々長めにすることで、これさえ抑えておけば、消化も早く、食後の激しい運動時にも苦しむことはない。
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