今日は、帰りに蕎麦を食べて帰る予定で、再び神代植物公園にやってきた。やはり、出掛けるには、そこに美味しい物を戴く楽しみが必要である。前回は30分で帰ってしまったので、1日中つまらなかった。少々余談になるが、遠方からこられる方は、園内で軽食の用意もあるけれど、それに惑わされず、あの「子連れ狼風」の水車のある蕎麦屋(紹介済み)で食べたいとか、門前にしかない、こしのある粗碾蕎麦(紹介済み)に興味があり、どうしても食べたいという方は、途中で園外(深大寺側門)への外出(外出券もらう)も可能なので、ぜひ、利用してほしい。そして、深大寺の開山堂や元三大師堂(紹介済み)も近いので、参拝されると体も気分もすっきりする。悩みがあれば、護摩供養(100円)をお願いしよう。将来が不安なら「おみくじ」もある。帰りは、野川方面に出て「ゆかり」で一風呂浴びて帰るのもよし、タクシーで京王線柴崎駅に出て「咲蘭房」(紹介済み)で美味しい珈琲でも戴くか、土曜日なら夜JAZZライブ(要予約)を楽しむこともできる。バスでつつじヶ丘や調布に出ても、美味しい珈琲店は少ない。出かけるときは、丸一日好きな事を楽しめるように計画してみたい。
さて、バラの季節は初夏と秋の年2回あるが、いずれも雨が降る前にご覧になるのがよいと思う。写真撮影するなら時間帯は、太陽が上に来る11~13時ぐらいが良い。用意するものは、手ぶれ補正機能は当てにならないので必ず三脚を用意したほうが良い。そして太陽光を和らげるために、トレーシングペーパーを貼った内輪のような物を作って持って行くと良い。これは、強い直射光を抑えるために使用する。さらにカメラ側では適正露光、-1/3、-2/3絞りでも撮影しておく。これは、色再現を気にする人は必須といえる。デジタルカメラの場合も同様で、画素ピッチが8ミクロン以下の場合はかなり顕著になる。一方、「綺麗なバラの鉢植え」も販売されているので、少々考え方を変えて、買って帰るのも良い。後々そちらのほうが「はるかに」楽しめる。どうしても撮影したいなら、それを太陽光下、および室内照明を使って撮影練習すると楽しめる筈である。いずれも「神代植物公園のバラ」に違いは無い。
前回は、超広角を使用したので今回は望遠系を使って撮影してみたい。広角系は、広い範囲を取り込める半面、距離感は遠ざかる。望遠系は、広い範囲は取り込めない半面、距離感は近づく。基本的には、遠くにあるものに近づけないときの撮影に威力を発揮する。それは、スポーツや動物撮影に必要不可欠なレンズということになる。前回のように、水平包括角度で補足すると今回は、約10度と前回の1/13の狭さになっている。次に、撮影でのポイントをいくつか挙げると、バラ園は、人が多いため、いつ観覧者がフレームインしてくるか分からないので包括角度は狭い方が良い。隠したい物をフレームから排除するには好都合と言える。また、風にバラの花が揺れるので案外早いシャッター速度が求められる。ロケーションを決めて、太陽の位置を確認し、しばし、人がフレームから消えるのを待ち、消えた瞬間に撮影することになる。今回のこのような写真は、焦点距離で160~200mm のf2.8など明るいレンズがあれば簡単に撮影できるので、技術的には何の苦労もないが、人が消えるのを待つのが少々根気がいるかもしれない。撮影する方は、のんびり構えて欲しいが、困るのは、フレームの中に「クローズアップの撮影に手際の悪い人」が入ってきた時である。5~10分は動かないと思える。そのような状況は、精神衛生上良くないので、あらかじめ撮影フレーム中の、バラ花壇(2m程度)の向こう側がどのようになっているか、よく調べておいたほうが良い。
撮影講座をするつもりは無いので話を戻すと、この20,000平米の広大なバラ園は風の無い日はバラの薫りで満ち溢れる。これが人をバラ園にひきつける要素ではないかと考えられる。バラ園の向かいには温室があり、ここでは年中色鮮やかな花が咲き乱れているので、こちらも覗かれると良い。是非一度11月中に訪園されたい。
ではこちら
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