今回は、さっぱりと情報提供になる。蕎麦好きには、一寸参考になるかもしれないと思い資料を集めた。今更、蕎麦はビタミンが豊富で、高血圧によいルチンなども含み、歳を重ねた人には体に良いとか、そんな「つまらん」事を言うつもりは無い。耐用年数を過ぎた体は少々栄養素が投入されても改善されるすべもなく体調は常に右肩下がりになる。そんなことに求心するより、むしろ、日々の余暇を使って「楽しみをどのように創造」するか、そこに自分なりの人生観を反映させて欲しいものだ。蕎麦好きにとって「深大寺蕎麦に想いを馳せる」あるいは、全て試して「深大寺蕎麦を征服する」とでも、自慢できそうな余暇を過ごしてもらいたい。
深大寺周辺の蕎麦屋の特徴は、豊富な湧き水の水源にあるが、各店舗は競争意識が強いし、蕎麦に対する工夫もそれぞれ独自性が加えられ、どの店舗でも、訪れた人たちに「がっかりさせる」様な事は無い(保証はない)。お勧めは、前回紹介したとおり「門前と一休庵」だが、いくら蕎麦好きでも2軒続けて「はしご」をしてはならない。特に、こしのある門前の粗碾蕎麦を食べた後などは、少々消化に困る程だ。ついつい歩きながら消化を早めたい気分になってしまう。余談になるが、よく「調布駅まで腹ごなしに歩きたいから道を教えて欲しい」と尋ねられる事がある。お店で聞いたら、30分ほどだと話したらしいが、慣れた我々だと確かに、30~35分で出られるが、蕎麦が入った胃袋を抱えた年配の人には、その時間では無理だし、初めての道は迷いもあると思う。いまどき混雑するバスなんかに乗りたくない気持ちは分かるが、マスクでもして大人しく座っているのが最も賢い。もし、どうしても歩きたければ、深大寺門を東に行き、深大寺小学校前の道路をひたすら南下して京王線布田駅に出るのが賢い方法だ。途中で中央高速道路をくぐり、野川を横切り、甲州街道を渡り、旧甲州街道まで出れば、駅横の踏み切りが見えるはず。通して30分もあれば余裕といえよう。野川を横切らずに、左へ野川沿いに歩けば柴崎駅方面へも出られる。
そんなことより、個人的なお勧めコースは、まず、深大寺に10時30頃着ける様に行き、着いたらすぐに、門前の粗碾蕎麦(人気があるのでお昼過ぎには無くなる)を戴きゆっくりする。それから元三大師堂をお参りをして、開山堂まで上がり、すぐ前の神代植物園に入り、園内を散策しながら時々ベンチで休み、あるいは大芝生で一眠りして、小腹が空いた3時頃にでも再び深大寺に戻って一休庵に寄り、じっくりメニューを楽しんで、店主の話をよく聞いて、にしん蕎麦でも戴くのがよろしい。それぞれのお店では、自分の蕎麦知識の空白を埋めるように、色々質問してみると、大脳にも美味しいはずである。そうすれば、しばらくは蕎麦を戴かなくても大丈夫だ。
何で大丈夫か良く分からないが、話を本題に戻すと、深大寺そば組合では、そば感謝祭を11月27日(金)~12月3日(木)の7日間行う。これは、深大寺の秘仏とされる厄除元三大師が25年ぶりにご開帳されるのに併せて実施されるようだ。その深大寺そば組合の各店舗では、様々な催しがあるらしい。ただ、この期間は蕎麦屋も混雑が予想されるので、根っからの蕎麦好きは外したほうがよいかもしれない。が、信心深い人にとっては25年ぶり(次回は参拝でき無い可能性大)のご開帳期間がよいと思う。
今回は、この関連の情報を集めた。では、先にそばに関連した資料から。
まず、深大寺そばマップを参考にされたい。このマップと各店舗紹介は、深大寺バス停を降りて切符売り場でも配布されている。
先に深大寺そばマップはこちら
http://chofu.com/web/jindaiji_soba/jindaijimap.pdf
マップ裏の蕎麦屋各店舗の詳細は、こちら
http://chofu.com/web/jindaiji_soba/shopdate.html
深大寺から頂戴してきた「元三大師ご開帳のパンフレット」はこちら
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%21410&app=WordPdf
それでは、深大寺への行きかたについて、まず、新宿、八王子、橋本方面から京王線で調布駅へ、そして調布駅前のバス乗り場へ。乗り場案内は、こちら
http://bus.ekitan.com/bus/noriba/2547_01.shtml