2011/07/19

まい泉のポケットサンド

 暑い日に遠出の撮影にでかけるのは億劫である。暑いから水分ばかり採ってしまい、肝心なお昼の腹ごしらえに困る事が多い。昔なら出先の中華食堂などで「おばちゃん、冷やし中華、大盛りで!」と威勢よく声を掛けたものだが、最近は、年齢のせいもあってか、そんなに沢山は食べられないし、お店に入ることにも、二の足を踏むことがある。その背景には、この不況で客足も遠のいた食堂で、僅かな期待に堪えてもらえない可能性もあるからである。かといって、出されたものは八割方は食べなければ失礼だし、そうやって考えると、私のような、わがままで、自由きままに生きている人間には結構辛いことも多いのである。

 出先で弁当を広げて食べられるくらい胃袋に余裕があれば、浅草今半の「牛肉弁当」でも買っていけばよいし、お茶は、急須で出すより最近はペットボトル入りの方が美味しくなって、自販機で調達できる。しかし、ここでも今の時期、現地で残さず食べる気力があるかどうか、時々そんなことに悩むこともある。勿論、最寄りの駅の近くでハンバーガという手もある。しかし、順番を並んだ時から漂う空気で、お腹いっぱいになってしまう。食べれば食べたで、ずっとお腹が満腹状態が続き、動き回るのに苦しいことが多い。なんでこんなに消化が悪いのだろうか。

 ま、そうやって、神経を使うことも多く、平素から興味を持って色々お店を覗いている。そんな中から、今日は、まい泉の「たまとろメンチ」を買ってみた。例のカツサンドは有名で、それでもよかったのだが、平素は手に取らないものにしてみた。この「たまとろメンチ」はメンチカツの上に半熟卵が覆いかぶさるように収まっていて、上下をパンで挟んだものである。なかなかボリューム感があって美味しい。これを水出しコーヒーのコンデンスミルク入りと一緒にもって出かけ、お昼に食べることになった。とても美味しそうで食欲はわくが、量は少ないので、食べたか、飲んだか、わからない。それでも、しばらくすると満足感も出てきたし、おおよそ4時間ぐらいは腹もちもよかった。そして、日が暮れかかるころには、小腹が空いてきた。

 活動する時は、簡単に食べられて、やはり消化・吸収の良いものがいい。たかが撮影といってもスポーツと同じで、たくさん食べた後の、重たい腹を抱えての作業は苦しいし、辛い。出来ればすぐにエネルギーに変わり、やる気を起こすものがあればベストだ。そのためにも、口にするものは、例え少量でも、美味しいものを準備しないといけない。好きな物、美味しい物、を食べる事で得られる精神的満足感は、他に代えられないほど行動意欲を高めるのに機能し、重要な役割を果たすのである。平素から、少量でも「美味しいものを食べること」に拘わった方がよい。草食系のあなたには、ポテトサラダサンドもある。
ではこちら
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補足1:ヒレかつサンド1箱777円、ポテトサラダサンド1箱273円、たまとろメンチ1個399円。