2011/07/04

このブログへ来るきっかけ

 友人とブログの話題になると、いつも同じように聞かれることがある。「よく続くね・・・」と、友人も若くはないので、継続の辛さを痛感しているのだと思う。それにしても、今まで累計342回程度のことで、そう言われると返事に困ってしまうが、確かに最初の頃は目的があった。その分、勢いもあったと思う。それは、とある定期刊行物の売上げ部数を、ブログの継続ユーザー数で抜き去ることであった。現在では、そのこと自体は、既に時間の問題になってきており、もはや「つまらん動機だった」 と考えているし、その目的は大した意味のあることではなくなってきた。しかし、その競争心と言うか、「私の自己満足を支えてくださった、継続ユーザーの皆様には、大変感謝申し上げている」 わけで、これからも笑って楽しんでいってもらいたいと思う。

  一方、初めてこのブログをご覧になった方は、色々戸惑いがあるようで、過去のタイトルの深いところ(過去150件近く)まで閲覧されている様子が見受けられる。「古いのをご覧になっても、絶対に、新しい発見はない」ので、意味はないと思うし、無駄な労力になると思う。しかし、このブログの特徴をつかみたいという事ならば、検索からの履歴などで、ある側面を知ることが出来ると思う。そこで、あらかじめこちらのAnalyticsで調べた結果を紹介しておきたい。それは、期間を区切って限定した「検索ワードひっかかりベスト20」と言ったところ。とはいうものの、あくまでも、検索から見出しで引っ掛かった記事の順位で、筆者の意図するところは全く含まれていない。また、Google Analytics からの一方的な報告の転載である。
 
  これからは、これに類似した報告も行い、何かの参考にしてもらいたいと思う。そこで、まず1回目の今回は、まず期間を2010年7月1日~2011年6月30日にした。過去1年間の統計である。原稿のリリースの日はまちまちで、古い方が若干上位に有利になる。そして、あくまでもアドレスではなく「タイトル、もしくは、ラベルから」のみ関連ワードを抽出している。すると、20位→SUN StorEdge D2 、19位→ウォークマンで蘇るわが青春、18位→VHD、17位→超特選タルト、16位→被爆とその累積量、15位→仕事でEOS-7D、14位→八幡太郎義家納豆、13位→パエリア風、12位→オーディオマニア13、11位→オーディオマニア15、10位→フランス流紅茶芸術、9位→競馬は興業なのだ、8位→京王フラワーガーデン、7位→カフェドクリエのマカロン、6位→新品種みかん せとか、5位→無停電電源(UPS)を使いこなす、4位→キャンディーズと電線音頭、3位→贅沢ヨーグルト、2位→不二屋のミルキーロール、1位→腰痛治療、となっている。

 全体的な傾向を見て、自分でコメントするのもいかがなものかと思うが、引っ掛かったタイトルは割と散漫で、これ等からでは、このブログの得意とする分野とか、狙いどころがはっきりせず、特徴も見受けられない。その事実は筆者の人間性に依存するため仕方ないにしても、これは、検索ボックスに関連したワードを投入して、検索ボタンを押し、抽出順に眺めながら Archivetec Report をクリックしたという結果に他ならないのである。その1つの側面だけで決めつけられないが、世の中の人たちは、おおよそ、ここに上がっている20個のような「関連するワード」を使って検索しているという側面もあるということである。

  誤解されては困るので、重ねて補足するが、これら20位のランキングは、記事がよかった20位ではない。あくまでも、その関連ワードによって検索している人が多いということだけである。つまり、「不二屋のミルキーロール」を知りたいから、「不二屋」とか、「ミルキー」とか、「ロール」と検索してみて、その中から Archivetec Report をクリックしたと言うだけの事である。中には、気に入った記事にブックマークをして、何度もクリックしたというケースがないとも限らないし、末尾に順番のついたタイトルが気になって、そればかり遡るということもあるかもしれないが、それらは、数字に表れるほどではないと思われる。

 ということで、初めてこのブログをご覧になった方の行動手順としては、以下のようになる筈である。上記で紹介した20タイトルのうち、興味のあるものがみつかれば、そのワードをページの右側にある「ブログ内検索」へ投入して、そのページを開いてもらえば良いし、もし、20タイトルに面白そうなものがなければ、さっさと他のブログへ行かれた方がよい。これで、無作為に面白みを探す時間の無駄が省けると思う。もちろん、いずれも強制するものではなく、まれに、小さな文字を追いかけるのがお好きで、誤字脱字を見つけるのが趣味とおっしゃる方は、じっくり、いくらでも古いのをほじくっていただいて結構である。

補足:この話を例えてみると→旅先でお腹がすいて食堂を探した。食堂の中に入ると、御当地ならではのメニューが並んでいて、どれをオーダーしてよいかわからない。そこで、「美味しいお勧めはどれですか」と聞いてみた。店のおやじは、どれでも美味いけど、やっぱり、注文の多いのは、かつ丼、ハンバーグ、カレー、ラーメンかなと、どこでも食べれる物ばかりを挙げてくれた。だから、どれか1つ食べてみれば、だいたい味の傾向がつかめると思う。それに似ている。