2012/07/06

大豆を栽培するキット1


    今日、「ついに」というか、「やっぱり」というか、大塚製薬から「大豆栽培キット」を頂戴した。これは、例の3種の大豆製品 SOYJOY、SOYSH、ソイカラ、の宣伝活動の一端を担っている。この活動は、そこいらにある露骨な広告等とは違い、大豆を身近に感じながら食生活に取り入れて「みんなで一緒に大豆を食べよう」と将来を見据えた活動になっているように見えるが、一方で、このような「大豆栽培キット」を通して、手の込んだ「大豆ファン育成のための布教活動」ともいえる。このキットは、山形や東京地域の小学校の教材として採用されていて、子供たちを早くから大豆栽培の虜にしているのである。

   大豆の栽培では、途中紫色の花が咲いたり、「緑色の枝豆」の時期があったり、そこで、まず1回目の収穫を楽しむことが出来る。そして、そのまま枝豆を残すことで、2度目が「黄色い大豆」の収穫になる。このような2度も美味しい実体験を重ねることで、子供達は、朝顔よりも大豆の方が楽しみの多い栽培であることを知るのである。うーむ、なるほど。私は、現在朝顔を12鉢栽培している。去年収穫した種を使っているので、生育状態はまちまちだけれど、梅雨明けには、自然の日除けになるよう格子の骨組みまで準備している。私の様な歳になっても、子供の頃を思い出して朝顔を栽培しているくらいだから、今、この「大豆栽培キット」を楽しんだ子供たちは、大豆には将来も特別な思い入れを持ち続けるに違いない。

    さて、このキットの箱の中には、培養土、大豆の種、元肥用肥料、追肥用肥料、鉢とカレンダーがセットされている。カレンダーは、付属のシールを張り込むことで、大豆が育つ時期や成長過程を把握するために同封されているが、「大豆と健康」、「大豆の持つ栄養素」などの豆知識も載っていて、それらを何度も何度も、繰り返し眺めることで頭に叩き込まれるように配慮されている。それでは、キットを使って大豆を植えてみたい。まず、鉢の土壌を構成するには、1.青テープの培養土と赤テープの元肥用自領を撹拌し、その2/3を鉢に入れる。残り1/3は、保管して後日使う。2.土を平らにして穴をあけて3粒の種を入れて穴をふさぐ。優しく500mlの水をかけて日当たりや風通しの良いところに設置する。3粒を入れる穴の深さは2~3cmが目安。そこまで終わったら、後は発芽まで待つだけである。今日の作業はここまでとしたい。

   上手に土壌が撹拌されていれば10日程で発芽するので、土が乾いていたら水をやるとか、設置場所などでは、太陽光がそそぎ、風が良く通ることを確認しておきたい。そうでなければ、その様な場所へ移動する。発芽後の1週間で葉が増えたら、間引きをするよう指示されている。躊躇しながらも元気な2本を残し、1本は根元からハサミで切っておくのがよいと書いてある。ということで、今日の7月6日に植えてスタートしたので、また17日後あたりで栽培状況の続きを報告したい。では、キットの中身をご覧いただきたい。
ではこちら
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%211161&app=WordPdf