2013/09/27

アハハ!これで痩せられる

 秋に湧き上がる旺盛な食欲は、抑えることが難しい。テレビでは、秋の味覚を紹介するスペシャルな旅行番組も増え、その旅先では温泉に浸かった後、あれも美味しい、これも旨いと、美味しさの感動を伝えてくる。スーパーでも産地直送の秋の味覚が店頭に並べてある。そういった、視覚からくる刺激は、目から大脳へ入り、胃や小腸へ「どうだ、俺も食べれるか?」と問い合わせをする。夏場くたびれた「冷たい物の後遺症」があっても、そんな刺激を受けることで徐々に回復に向かい、突如準備完了というレスポンスがすぐに戻されるようになる。そうやって、夏場に忘れかけていた食欲が目を覚ますのである。

 そんな、胃腸の調子がいまひとつでも、美味しいものには目が無い季節だが、胃腸の調子が本質的に戻るまでは、それらを整えるのに効果的な食物を選ぶなどをして、ここで「太らないように上手に食べる癖」をつけたいものである。確かに、「視覚から大脳へ入る情報」によって、人の意識は大きく変わる。したがって、「美味しそうな物を見せつけられるテレビ番組は決して観ないように」する必要がある。また、自分が理想とする姿を思い浮かべ、毎日チェックし、それを数値化したものをグラフにするなど、そうやって、目標を実現するための「環境へ誘導するように努力する」ことが、自己管理の秘訣らしい。そ、そ、そんな、もちろん俺には無理なのである。なぜなら、目標設定に健康診断のスペックを見て、胴回りの数値を5cm減らしたいと思って努力したことがあるが、最高がんばって2cm程度が限度で、全くと言っていいほど実現不可能だったからだ。

 今、世の中のおっさん達は、1日2食という食事制限によって健康維持をするのが流行っている。とてもとても、俺には真似できるものではないが、これからの年齢は必ず、筋肉や頭部のエネルギー消費が減って行くので、1日トータルの摂取カロリーを減らす工夫が必要で、1日2食という食事制限は理にかなっているとも言われている。しかし、できれば、そんな食事制限より、適宜食べながら体を動かすほうが良い筈で、3回の食事のカロリーを少しづつ減らす工夫をするとか、あるいは、1回分だけでものカロリーを抑える努力をすることを考えたい。そこで、最近、自分では、「さほど食欲をそそらないもの=食べなくても平気でいられるもの=どちらかといえば嫌いなもの」をあえて口にすることに努めようと考えているのである。まじ。

  そこに、俄然クローズアップされてくるのが、腸の長い日本人に適していて、歴史的にも実績のある食材「こんにゃく」が良いのではないだろうかと考えた。こんにゃくは、いまさら解説する必要など無いが、いくつかの成人病にも効果的と言われてきた。それらは、整腸作用や便秘に効果があることは知られているが、こんにゃくマンナンを食べて、血糖値の上昇を抑制できるとか、コレステロールの吸収を抑える働きがあるとか、あるいは、肝臓から出る胆汁酸を再吸収するのを防ぎ、それによるコレステロールの上昇を抑えるとか、胃の中のピロリ菌の除菌にも効果的とか、独創性の高い機能を数多く備えている。そこで、そろそろ、こんにゃくを食べるための工夫をいくつか創作して実践してみたいと思ったというわけである。今日は、とりあえず誰にでも食べやすく、野菜を加えてみたり、工夫ひとつで低カロリーを美味しく楽しめる、こんにゃく麺の「月のウサギ」を紹介したい。
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%211399&app=WordPdf