2008/06/06

水出し珈琲

 夏はやはり「水出し珈琲」(ダッチ珈琲とも言います)の季節です。昔から、まるで化学の実験装置のような「ウォータードリップ」で抽出される珈琲は珍重されてきました。それは、熱を加えないため、芳醇な香りを逃がさず、珈琲本来の「こく」と「うまみ」が残り、良質な甘みや苦味を味わうことが出来ます。しかし、残念ながら、家庭では「ウォータードリップ」装置の置き場所や、豆の品質管理には手間と時間とさらにコストがかかり、それでいて、短時間で大量に作ることは出来ません。せいぜい、一晩(8時間)で2杯分程度でしょうか。もっとも、「だから、美味いんだ」と思えるのですが、せっかちな私は、年中フィルター付きの「水出し珈琲」を使用しています。

 用意するものは、
1.600ml程度のガラス容器(ピッチャー)、
2.KEY COFFEE水出し珈琲1袋、
3.アルカリイオン水500ml、
これだけです。

 作り方は簡単ですが、下記のPDFにまとめておきましたのでご覧ください。
 2は、様々な専用珈琲が販売されていますので、お店やインターネットで好みの商品を探す楽しみもあります。ただ、3のアルカリイオン水を使用するところが、今回、私の勧めるポイントです。数多くの試験結果の賜物といいますか、譲れない結論です。

 アルカリイオン水とは、 ph8~10 の弱アルカリ性の水のことです。

 少し余談になりますが、人体は、弱アルカリ性で最も活性化すると言われ、現代人にありがちな酸性に傾いた体を、飲用することで正しく修正します。効能は、慢性胃腸障害、消化不良、腸内異常発酵、胃酸過多のみならず、激しい運動をした後の肉体にも効果を発揮します。最近のサッカー日本代表の強さも、このような背景があるのかもしれません。

 お勧めは、「キリンのアルカリイオン水」です。余った「アルカリイオン水」は、料理にも活用できます。昆布やいりこからだしを採るとか、炊飯、煮物などにも色々使えます。浸透力に加えてエキスの抽出効果があるようです。したがって、「水出し珈琲」にも使え反応が早いのです。

 ということで、アルカリイオン水を使用した「水出し珈琲」は体にも優しそうだということをご理解いただき、ぜひお試しください。コンデンスミルクを加えると、「本格的なミルク珈琲」になります。
冬は電子レンジで加熱して、夏は冷蔵庫で冷やして楽しめます。加えて、珈琲は苦手とおっしゃる方は、ぜひ紅茶、日本茶(茶葉はそのまま沈みます)をアルカリイオン水でお試しください。夜寝る前セットして冷蔵庫へ、朝の冷茶は「凄く美味しい」のです。じわーっと体の隅々まで浸透し、みるみる活力が湧いてきます。もちろん、夏バテの防止にも効果ありです。

 ご注意) 美味しくて飲みやすいからといって、「必要以上に濃い抽出液」では、浸透力が早いことによる、身体への影響(カフェインが強過ぎる)も考えられますので、飲みすぎにはご注意ください。
この紹介は、 http://www.nextftp.com/suyama/water/%E6%B0%B4%E5%87%BA%E3%81%97%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC.pdf