仕事でSUNを触らなきゃいけなくなったとか、設置サーバーの特殊性からサービス期間が過ぎたけれどリプレースできない、とか、SUNの仕事を押し付けられてしまった方に、紹介したい本があります。
そもそもUNIX関係の本自体が少ないうえ、Linux系が流行なので Solaris の本はとても少なくなっています。少し前では 「サーバー構築」 というと Solaris に決まっていたのですが、現在では数冊しか残っていないのが現状です。まして、そのサーバーのハードを触るなんて、「面倒でしょうがない」と思うものです。物理的には簡単でも、ソフトウエアを再調整しなければならず、正確な手順を要求します。[本来、SUN の保守管理はSUNのサービスエンジニアに依頼するのが一般的です。それでも、その壊れている状況を示すシステムログをネット上のサービスリクエスト専用サイトに送付しなければなりません。
たとえば、ミラーディスクの障害の場合では、DiskSuite か Volume Manager のツールを使ったログを明示しなければならないのです。そうです、最初からディスク管理に詳しくないと駄目なのです] 最近は、SUNエクスプローラを使って、システム全ての情報を一括収集するように指示されますが、障害が発生しているところで、ハングしてしまったり、レスポンスを返さなかったりと、困ることも多々あります。
知らないままそれを使うと、どんどん深みにはまるのです。まして、サービス期間を過ぎてしまった場合、ほとんどの場合お手上げです。簡単そうに見えるRAIDディスクの交換ぐらいはしたいけれど、それも、RAID Manager 等を実践操作して熟知しておかなければならず、案外苦労するものです。ということで、ここで紹介するこの3冊を読むと、「システム障害や保守の概念」が理屈で良く分かり、それぞれの最新の詳細はSUNのサイトから情報を得ることができるようになります。
① Solaris システム管理 ISBN4-7561-3568-4 発行所:㈱アスキー
② Solaris 9 システム管理ハンドブック ISBN4-7561-4324-5 発行所:㈱アスキー
③ Solaris 10 教科書 ISBN4-7981-1178-3 発行所:㈱翔泳社
どの書店からもISBNコード(上記)で取り寄せが可能です。神田の大型書店等には在庫も残されており、探される方のために写真を添付しておきます。
この写真とコンテンツは、 http://www.nextftp.com/suyama/books/Solaris%E7%AE%A1%E7%90%863%E5%86%8A.pdf