2008/11/08

自作料理3

ここまで簡単に、しかも15分で作れるとしたら、仕掛けを知らない人は驚いてくれるに違いない。是非効果的に応用してほしい。自分が食べて楽しむのも良いが、戦略的にも活用できる即席のナチュラルな一品である。

 夜遅くまで、一生懸命に受験勉強をする息子さんを抱えていたら、時には、父として何か協力してあげる必要がある。テレビのお笑い番組を見ながら、ただ笑っていてもしょうがない。一緒に戦ってこそ親父である。そんな時、喜ばれるのはやはり後方支援といえる。いやいや、目に見える形でないといけない。SHOW the FLAG である。そんな時こそ、迷わずこれを作って差し上げてほしい。ついでに部屋まで出前でもして、「母さんは寝てるから、父さんが作ったんだ」と言い訳でもしながら、一発訓示でも、「学歴がすべてではない、しかし、学問のアスリートって言うのもいいんじゃないか」とかなんとか偉そうに余裕をかまし、微分方程式の1つでも解いて見せれば完璧である。

 翌日から、自分への産業廃棄物扱いはなくなるに違いない。いや、心のどこかで「親父も俺の事を考えてくれている」と、大いに親父の株価も上がるだろう。平素会話がなくても、美味いパスタと数学の出来る「すげえ男」と影で尊敬されるに違いない。 こういう「意表を突く」行為は、息子に大いにインパクトを与え、いつまでも記憶に残ることなのだ。特に、息子が苦しんでいるときほど効果的といえる。また、腹が減っていれば何でも美味く感じる。涙が出るほど美味いとは、このタイミングだ。チャンスは生かさなければならない。反面それは、将来回収できる投資とも言える。たとえ、会社の人員整理のメンバーに組み込まれて失業しても、「親父、今まで頑張ったんだから、少し楽でもしろよ、俺もバイトするからよ」といってくれるに違いない。もちろん、そんな甘くはないかもしれないが、そそぐのは、珈琲だけではいけない。出来るときにこそ「愛情もそそぐ」必要があるのだ。

 今日は、アサリを使ったスパゲティーである。俗にボンゴレとも言うが、さほど大げさなものではない。あくまでも、「もどき」である。腹が減っていれば同じにみえる。決め手はやはり、アサリである。特殊な真空パックになっているものを用意する。ここが最大のポイントといえる。繰り返しになるが、たった15分で作るためにはこれを使うしか手はない。大型マーケットで見つけることが出来る。見かけなければ製造元(PDFに記述あり)に問い合わせてほしい。アサリは、鉄分やミネラル、ビタミンを大量に含み、栄養価は高いし、人類の歴史的裏づけもあるので、誰にでも「美味しい」と思ってもらえる。スパゲティーは、消化吸収が早いので胃腸の負担も最小だし、まさに受験生にぴったりの夜食だ。そして、これから寒くなるので風邪をひかせないためにも、「みじん切りにんにく」をたっぷり入れてほしい。通常は、白ワインを使うらしいが、日本人には日本酒が合う。あとは、従来どおりでOKだ。
ではこちら
http://www.nextftp.com/suyama/%E8%87%AA%E4%BD%9C3/%E8%87%AA%E4%BD%9C3.pdf