今時は、何処へ出かけても年配の人だらけで、うじゃうじゃと何処からとも無く溢れ出てくる。さすがに高齢化社会だけのことはあると関心する次第である。年配の人達は疲れ知らずで、私の行くところに先回りして現れる。観光地や名所・旧跡はもとより、社寺仏閣、温泉、スーパー銭湯などにも出没する。一方、都会のど真ん中でも大きなリュックを背負って、首からは一眼レフを提げて、まさに「趣味こそ本気」を楽しんでいる人もいる。一方で、少々情けなくみえてしまうが、最近は、デパートの地下とかマーケットなどでもその様な方をたくさん見かけるようになった。いえいえ男性である。買い慣れないせいか、裏の記述を読んだりして、買い物にはたっぷりと時間を掛け、品物に納得して、1つ1つ厳選した物を食べたいのかもしれない。しかし、カートを押しているわけでもなく、かごを持ちながらの作業で、いつまでも疲れを知らないように見受けられる。
このことを、自分の将来として捉えてみると、今から数年先を想定しても、今の元気さは無いはずだし、しかも、今でさえ「負けてるという実感」を覚えるのである。そして、いつしか、なぜその様に元気でいられるのか考えさせられるようになった。仕事をやめたからなのか、お金の苦労が無いからなのか、エバーライフの皇潤を欠かさず飲んでいるからか、・・・・・うーむ、そうではない。きっと、疲れが少ないから元気なのである。疲れが少ないとは、疲れてもすぐに回復する、疲れを蓄積しにくい体になっているということなのである。もし、人の体に「疲れを癒す機能」と言うものがあったとしたら、その機能が十分働いていると言うことになる。とかく、人は「少々のことでは疲れを知らない体を求めて、強靭な肉体と精神」を望み、あくまでも「体を鍛え抜く」と言うのが一般的な考え方であった。このような精神力や気合を伴うことは、歳を重ねると続かないことである。つまり、先行き行き詰る理屈であり、決して科学的とはいえない姑息な考え方なのである。
したがって、生まれながらに標準装備されている「疲れを取り除く機能」を磨く事を考えるべきなのかもしれない。これならば、年齢、体力、気力に関係なく「無理が出来る範囲でその疲れを取り除く」事が出来る理屈になるのである。最近は、既に30代後半、あるいは40代でも疲れが取れないと、苦しんでいる人も少なくないらしい。そういう人達は、仕事の課題とそれに伴うストレスが多すぎて、いつも頭が仕事でいっぱいで、落ち着いて考える時間が欲しいとか、最近、運動してないせいで血の巡りが悪いのではないかとか、あるいは、サプリメントを摂っていないから、不足している栄養素があるのではないかとか、自分の環境や、他から力を借りることについてばかり考えるに違いないが、その考え方を抜本的に見直してみてはどうだろうか。
そのきっかけを作ってくれる本が、今日紹介する「疲れない体をつくる免疫力」である。ここには、毎日少しだけ工夫すれば、疲れない体、あるいは、病気にかからない体をつくる、理にかなった都合のよい方法が網羅されている。徐々に実践しながら、たまった疲れを上手に取り除けるようにしてほしい。また、さらに奥深く読み取り、それらを専門的に人生に活かすことで、お金が無くても、いつまでも若々しく健康で、愉快で幸せに過ごす事が出来そうだ。高価なサプリメントを購入するとか、高額医療にも対応する保険に入る前に、この500円の本で知的な生き方を考えてもらいたい。
ではこちら
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