2011/01/01

謹賀新年

 去年も、やりたかった事や、考えてきた事が頭に描いていたシナリオ通りには進まなかった。実時間は自分の認識より早く進むようで、もっと時間が欲しい。このまま努力しても、いったい何時になったら、思ったような成果や、納得する能力にたどり着けるのか見当が付かないし、人生にロスタイムは無いので、早め早めに何とかしないといけない。確かに、客観的には「とっくにピークを過ぎている」と言われれば、それまでだが、体力を磨いているわけでもないので、さほど気にすることも無い。後はやる気だけだ。・・・・・と自分を奮起させる区切りの日と言うか、決意を新たにする日が再び巡ってきた。うーむ、またか。

 ところで、全然話は逸れてしまうが、ブログを残すようになってから、過去の出来事を正確に振り返る事が出来るようになった。それまで曖昧にしか残っていなかった記憶が、写真と共に鮮明に甦るのである。もっとも、原稿や写真の中にその実体があるわけではないが、いずれかに関連付けて記憶しているようだ。そんなこともあって、今日は、決意を新たにする前に、去年のブログを見ながら少し振り返ってみることにしたい。まず、自分の趣向と、WEBに求められている情報は大きく異なると思うことが多い。それは、意図しないものにアクセスが継続していることから理解できる。当初から1番人気というのが、「腰痛治療」と「腰痛治療2」である。いつ、どのような期間(月別)で区切っても恐らくベスト10には入っていると思われる。腰痛は、みんな苦しんでいるということなのだろう。今日の話は、全て「検索からのアクセス」で、定期(継続)的な読者のデータは含まれない。

 そういう私も、坐骨神経痛で苦しんでいるが、激しい痛みに襲われる時には、「腰痛治療」で紹介している「西武治療室」へ行けばよいと思っているし、痛む理屈が「腰痛治療2」で分かったので「少々のことなら自分で修復しよう」と、安心しているのが現状である。これが、ブログに情報を残してメモ帳代わりに使うメリットかもしれない。腰が痛むと仕事にも差し支えるし、肉体のみならず精神面でも辛い思いをして、楽しみの活動範囲まで制限を受ける。今ごろの寒い時期は特に気をつけておきたい。
 
  また、文章は一切読まないが、写真だけを眺めている人も多い。その代表例が、不二家のミルキーロール、マカロン、輸入品が安い(紅茶)、ミニパン・シリーズ、パエリア等の食品関係で、いずれも家族全員の楽しい話題に関係するところで、検索からヒットしている一時的な情報収集といえそうだ。この上位人気どころの食品関係を取り除くと、ぐっと本質に迫り、本来の自分の趣向と同じ方向性を模索する読者が現れて、少なからず共感を得るところだと推察していたのである。しかし、ここも少しズレている事が分かった。残念なことに、今年は話題性のあった「坂の上の雲」に関連したページにアクセスが多かったように思われる。

  ここを探した人達は、長時間ページを開いていることから、このブログでしか楽しめない別の視点を楽しんでもらったと推察している。それは、「ほんまか嘘か怪しい感触の漂う内容」と言えるもので、まさに坂の上の「雲を掴むような話」である。小説を読んだことのある人なら、へーって思うに違いないし、読んだ事の無い人でも、な、な、なるほどと思えるような無謀な視点から生まれた完全フィクションなのである。ま、簡単に申し上げれば「ええ加減な事」を書いているわけだが、テレビ番組を詳しく観た人や番組に触発されて小説を読んだ人にとっては、そんな、「ええ加減な事」でさえ、新たな発見をして再び楽しみたいという願望が甦るのである。
 
 それには、撮影してきた現場の写真が、楽しむ手助けをするのに一役買っているのかもしれない。今日のPDFは、「坂の上の雲」のタイトルで使われている松山城の名所になった場所から、今度は「総天然色」でご覧いただく。今にも、律と子規の二人の話声が甦ってきそうである。
 ではこちら
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%21857&app=WordPdf

補足:新たな決意はどうしたって? うーむ、ブログは最近軽い話に終始しているので、もっと回数を減らしてでも、時間を掛けて深みのある内容にしたい。・・・・と漠然と考えている。