今更に、チーズごときで「うんぬん、かんぬん」と言っても仕方ないのだが、今日のチーズは、昨年の暮れに撮影しておいた商品である。こんなブログでも、写真を撮って、原稿は書いたけど「待ち行列止まり」と言うのも少なくない。特に食品は、気分が進まないとか、この商品大丈夫かなとか、ま、それなりに考えるところもあって、没のコーナーに蓄積してあるわけだけれど、今回は、その中から復活させようと思う。既に自分なりの評価は終わっていたのだが、しばらく(3ヶ月程度)近くの西友やイトーヨーカ堂、マルエツでは見かけなかったので、紹介するのには少々抵抗があった。しかし、再びマルエツの店頭で見かけるようになって、品質問題はなさそうなので一応大丈夫そうだ。
血液型のB型の人は、乳製品との相性が良いという研究者の報告から、それを鵜呑みにし、さらに相性を追求したいと思い、売り場にあるチーズとヨーグルトは端から片付けてきた。ネズミにでもなったつもりで食べつくそうとしているのである。おかげで、一度でも口にすると、好き嫌いを含めたそれなりの結果が出て、最終的に2~3種類に集約される。百貨店の食品売り場や輸入品コーナーで新たな商品を見かけても、高価であったり、入手性にも問題を抱えていたり、課題は少なくない。それにもまして、一番気にしているのが、「多くの人に親まれないものはリスクを伴う」と言うことである。それは、食品以外にも言えることだが、もし、それを口にして何か体調不良を起こしたとしても、それが少数派なら、社交辞令で「気の毒ね!」と言われるだけで、誰も問題にしない。むしろ、「そんな変なもの、何で食べたんや!」という批判にさらされるだけである。しかし、逆に多数派に属していれば厚生労働省や消費者庁も問題にせざる負えなくなるわけで、その差は大きい。だから安易なブログでさえも、食品の紹介には神経を使う。老舗だとか、暖簾だとかを重視するのは、その販売実績を重視しているからである。
さてチーズに話を戻すと、食べ方といっても、何種類もあるわけではないが、そのまま口にする美味しさもさることながら、フランスパンの上に載せて、オーブンで焼きあげた美味しさは、また格別である。今日紹介するレッド チェダー チーズは、この「焼きあげ」に最適なチーズなのである。もちろん、今まで紹介したチーズの中では間違いなく「一番美味しい」と思っている。パッケージから出したままのレッド チェダー チーズの表面は、ぼそぼそして荒引きと言った印象で、そのままでの食感は劣る。しかし、オーブンで焼くと一変し、何とも言えない香ばしい薫りと、荒引きの表面が、さらに沸々として滑らかになり食欲をそそる。もちろん、とても美味しい。元々チェダーチーズは、洋食屋さんなどでハンバーグの上に乗せたり、ハンバーガーのパテの上に重なっていて、お肉との相性が良いとされてきた。その印象が残っていて視覚と記憶を同時に刺激し、この色は、確かに美味しそうに見える。しかし、残念ながら、この赤みがかった黄色は、後から着色料を使用したものである。
今日紹介するサンワ乳研㈱のチーズ商品は、市場には10種類ぐらい出回っているようだが、どの種類もすべて同じパッケージに収まっている。味気ない業務用を思わせるシンプルなデザインで、説明も最小限度で諸元もはっきり書かれていない。この会社のチーズは、マルエツでは、3種類用意されている。他と比べて価格の割高感は否めないが、味はやはり一押し出来そうである。ちなみに、写真のものは、1パッケージ5枚入りで265~285円で売られている。チーズマーケットの今後は、輸入品を加えてまだまだ広がりを見せ、成長する可能性がありそうである。
ではこちら
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