この暑さにまだ我慢しないといけない。気象庁のデータも1990年以降は急激に平均気温が上がってきている。あの広島の暑さ(熱い)を知っていると、館林以外なら、どこへ出向いても対応できると最近まで考えていた。実際1971年に東京に来た頃は、やはり東京は涼しいところだと嬉しくなったのを覚えている。しかし、包み隠さず申し上げて、今は以前よりはるかに辛くなった。よくわからないけれど、先行き、再び低温化に向かって折り返すこともないだろう。「暑ければ冷房を入れればよい」などと単純な理由で電気を浪費するのも憚れる。この程度の暑さでは「冷房なしで生活できる」ぐらい高温対策を覚悟しないと、「2030年迄に原発を0」は叶わない。それでは、何をすればこの暑さに対抗できるのであろうか。
対策はたくさん準備しておきたい。去年はベランダに防水加工を施し、全域で水を溜めることができるようにした。これによって、朝、夜は僅かに涼しい空気の循環が得られ、体感温度を下げることができた。次は、いずれミストの噴出にチャレンジしたいと考えている。就寝時は、竹シートの上に「熱さまひんやりジェルマット」を重ねて横になることにし、適度に寝返りをうちながら気持ち良い寝心地を確保できた。薬局では、去年の「ひんやりジェルマット」の好調な売れ行きに気を良くして、今年も様々なサイズを店頭展示している。一般的に、少々高額なので小型を考えがちだが、実は、体から吸収した熱を放出するためには、ジェル側は、体との接触面積以上の空きスペースが必要で、大きければそれだけ早く放熱して涼しくなることになる。
今年は、徹底して体感温度に拘った。といっても、他に拘るものはないのだが体が「すーっ」とするメンソールを大量に含んだシーブリーズを多用してみることにした。7~8月と2ヵ月使ってみたが、意外に効果的である事が分かった。メンソールには、独特のハッカ臭と清涼感が漂い、肌に触れると冷たく感じる作用があるので、メンソール成分が皮膚に残っている間(1時間程度)は涼しさを満喫できる。これだけなら、「ふーんそうだよね」となるだけなのだが、その他、都合良く考えると様々に効能がある。まず、蚊が近付いてこない効果がある。蚊は、人の体から発散されている炭酸ガスを感じて近づいてくるが、メンソールのハッカ臭を嫌気するようだ。
一方、朝の洗髪では血管を拡張し血行を改善するため、頭を冷やしてリフレッシュするには最適だ。特に汗かきには高い抗菌作用がありがたい。もちろん日焼けの後に抗炎症作用もある。そしてシーブリーズを少し洗剤に混ぜて使用することで、洗濯物の抗菌効果も期待できる可能性がある。たとえば、シーツやタオルケット等の洗濯時に少量加えることで蚊や虫が寄り付かない。さらに意外にもう1つ、様々にシーブリーズを多用しても、風呂場やその他流れ出る下水道にも悪い影響はないようだ。むしろ、水が一時的に貯まる場所が綺麗になっている事を確認できる。これは、夏場として良い結果と言えそうだ。このように、メンソールの効能は体感温度の低下だけでなく、他にも優れた効果がありそうだ。お風呂で使える関連商品を並べてみた。
ではこちら
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%211186&app=WordPdf