あまり意味を持つ話ではないが、いつものレビューの4回目である。半年ごとに過去1年を振り返って、アクセス量の多いタイトルをランキングしてみる。期間は2012年1月1日~2012年12月30日。この過去1年間の様子を見たものである。並べられたタイトルのリリース日はまちまちで、古いタイトルの方が若干上位に位置づけられやすい。おおよそタイトルでランキングされているが、中には、同じ内容がタイトルとラベルに分かれていて、ランキングされても上位から外れているケースもある。
順位を並べてみると、20位→IBM-EXP400(ディスクアレー装置)、19位→おでんで勝負する、18位→腰痛治療、17位→京王線地下を走る、16位→オーディオマニア18(カセット・テストテープ)、15位→マルちゃん正麺、14位→紅葉の深大寺、13位→素材の力で美味しい、 12位→オーディオマニア26(YAMAHA JA-0572、JA-0870)、 11位→ディスカバリー5(1インチテープ)、10位→野菜ごろごろ祭り、 9位→オーディオマニア24(スピーカシステムの測定) 、8位→オーディオマニア15(ソニーTC-K88)、7位→贅沢ヨーグルト、 6位→オーディオマニア22(YAMAHA B3)、5位→黒ミルクとミルフルッツ、 4位→ダニサバタークッキー、 3位→オーディオマニア25(Lo-D L205)、 2位→長崎ノスドールのお菓子、1位→EF28-70mmF2.8Lの白濁現象、となっている。今日は、これらのPDFのサムネイルをBMPファイルに並べた。全体として、やはり時流を反映した「流行もの」と、普遍性の高い「古典的なもの」との2つに分れている。これらは、ヒットするようになると、自動的に掲載順位が上がり、益々ヒットするようになるので、このランキングは、その様な性質があることも配慮しておきたい。また、あくまで「原稿がよかったとして評価された順位ではない」ので、誤解のないようにお願いしたい。加えて、定期的にこのブログを閲覧している常連さんのアクセスは一切含まれていない。
上位を眺めると、1位は、「EF28mm-70mm F2.8Lの白濁現象」だが、これは、キヤノンEFレンズの白濁で困っている人が多いと言う事がうかがえる。次の2位は、長崎ノスドールのお菓子、4位も、5位もお菓子の話である。そして、その次がオーディオ関連から、という傾向になっている。このような順位は、世の中の人の興味の矛先はどちらに向いているのか、あるいは、どの様な言葉で検索し、何に興味を持っているのかを知るのには、ある程度適している。一見するとこれらの順位は、扱う商品、タイトルなど、探している情報との関連性が強いように思えるが、実はそうでもない。あくまでも、その文章中にある「単語または文字列にヒット」しているだけで、決して内容でヒットしているわけではないからだ。その内容とは、文章から得られる「対象の明解な輪郭」のことで、言い換えれば、そこで「感じえたもの」ともいえる。だから、それは自分が納得するページへたどり着くまでは分からない。そうやって、何度も検索を繰り返すことで、すこしづつ価値のある情報に近づくようだ。
余談になるが、ブログは、あくまで自分の志向の1つの覗き窓のような物で、そこに何の興味も持たない対象というのは存在しない。だからと言って、ここに登場する対象全てが興味津々と言うわけにもいかない。まれに、その存在を掘り下げて観察しつつ、「視野を広げる」難しさが浮き彫りになることもある。それは、やはり「日々の訓練」で改善するしかないが、いつも事実と創作の狭間をさ迷いながら、自らを奮い立たせることを探し、揉み返すと言うか、丁度蕎麦を何度も伸ばしたり、畳んだり、捏ねたり、を繰り返すように、無心になって作業すことで、より洗練されながら 「創作の中から真実を少しづつ切り出す」喜びのようなものを実感できればいいと思っている。どうも、それが自分の満足に繋がっているようだ。うーむ、ようわからんが。
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https://onedrive.live.com/?cid=CFBF77DB9040165A&id=CFBF77DB9040165A%211242&sc=documents&v=3
補足:期間を2012年1月1日~2012年12月31日までのアクセス統計結果だが、当然それより前の年のラベルやタイトルも含まれている。