2013/05/31

最近ハマッテいるもの2

  輸入牛肉も国内で加工されてしまうと原産地の表示は必要ない。特に、幾つかの種類の肉を混合したもの、つまり、デパート地下で売られていたり、ファミレスのメニューなどによくあるハンバーグには、何がどのくらいの割合で入っているか不明で、なおかつ自社製なら原産国は日本になる。しかし、その元の原材料にどこの肉を使っているかは、誰でも興味がある。例えば、H7N9入りのチキンは、いくら加熱してあっても不安はよぎる。また、一方、そういうことを気にしていたら弁当類は食べられない。神経質すぎるといってしまえばそれまでだが、そういう心配は食材の八方塞にも繋がる。そこで、少なくとも食材にハマル(何度も食べる)と言うのは、大きなリスクを伴うことをお断りしておく。つまり、どの様な食品でも一極集中は特に危険である。

  そんな脅しまがいの前置きをしてまで、いったい何にハマルと言うのだろうか、と疑問に思われるかもしれないが、先日来、うーむ美味い!美味い!と言って、つい口にしているのが「トロまぐろハンバーグ」である。お店で商品を並べているおにいさんに話を聞いてみた。マグロの販売しにくい小部位とか、切り身の端とか、中落ちとか、固まりとして販売できない部分を併せた混合品となっているそうである。中落ちだけなら寿司にするのもいいが、うちは寿司屋ではないし、そんなに数は売れないので、全て切れ身を一緒にして加熱調理用として販売するほうが面倒が無い。子供さん向けのお魚ハンバーグにすると、骨が無いので、お母さん方からも評判がよい。大きさもちょうど良いらしい。また、売り残しはもったいないので、1個170円前後と断然安い価格で提供している。そこで、年配の人もお安いといって結構売れていると話してくれた。

  商品の上に貼られたキャッチフレーズのシールには、「これはうまい!」と記載されている。真空パックで販売されている火が通った魚加工品とは違い、この生のトロまぐろハンバーグは、確かに加工された感のない美味しさが際立っているようだ。その自然の美味しさは飽きもこない。しかし、いくら美味しくても一度にたくさんは食べられない。なのに、冷凍マグロは後々腐りやすく、賞味期限は短く冷蔵で2日である。したがって買ってきたら、家族みんな一緒に食べるか、火を通してパックで1個づつ冷蔵保存しておくのも良い。2個入りが340円、3個入りが500円である。

  この生のトロまぐろハンバーグの調理方法は、何も考える必要はないし、油を使う必要もまったく無い。なぜなら、加熱すると脂が大量に染み出てくるからで、フライパンに乗せて火を通すだけである。焼き方は、ハンバーグと同じで、最初は強火で焦げ目を付ける。ひっくり返しやすいように、しばらく弱火で加熱を継続。中にまだ赤い生身が残っているうちに、ひっくり返して、しばらく弱火にした後は、余熱で全体に火を通す。以上だ。これだけでも旨みが溢れている。戴く時のソースは、出汁醤油、味ぽん、など好きなものを使えばよい。今日のPDF写真は、食べやすい「創味のすき焼きのたれ」(入手価格400円)を使った。少々甘いが、フライパンで少し濃い目に仕上げると、これが意外に組み合わせとしては美味しい。あと、普通の出汁醤油と山葵というスタイルもあるが、魚の臭みが嫌いな方は、大根おろしや、おろし生姜などと組み合わせるのも良い。食べるたび一工夫してみたくなるほど愛着が沸く。DHAやEPAなども大量に含まれていると思えばなおさらで、頭や体にも良いかも。
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2013/05/28

ウォーキング5

  かつて、この近くを歩いた時、ワンちゃんが足にまとわりついてきたことがあるとか、ここの角は、郵便配達のお兄さんがスピードを上げて走り去る坂道だとか、この先の左にあるのは、元気な子供達とくたびれた先生方が出てくる小学校、ここは、梅雨場に紫陽花が続き、何年経ってもそこに立つと昔のことを昨日のように思い出す。ウォーキングコースは、そんな様々な記憶と一緒に仕舞い込んでしまうが、風景との組み合わせに、いつまで飽きずにそこを歩き続けられるのか、心配になることがある。その飽きとは「眺める風景の回数に比例」する筈だ。つまり、家の近所ほど飽きるのである。その反比例的要素が、課題にも似た苦痛となって大きく圧し掛かかろうとしている。調布、三鷹、吉祥寺、狛江あたりを歩き回ってきたが、徐々に遠くまで距離を伸ばしてしまうのは、そのような理由によるのだろう。出かける前は、まるで冒険者の気分なのかもしれない。

  当たり前のことだが、遠くへ行けば行くほど帰り道は、辛いものになる。時間を歩くという概念だったため、最後の20分あたりはヘボヘボになる。疲れを感じ始めると、すぐに長い足がもつれるようになる。帰宅してからは、横になりたいぐらいである。特に今年になって「重り2kg」を背負って歩くようになってからは、疲れが早く来るので、時間に節度というものを考えるようになった。しかし、先日のテレビで「三浦雄一郎さんがエレベストへ登頂成功したと言う、めでたい話の中で、トレーニングに20kgを背負って歩き回っていた」と聞いた。なんと!「20年も人生の先輩が10倍の重さを背負うなんて、人間とは思えない」と驚きながらも、背負う「重りを2kgから4kgの2倍へ」増やすべきか、勇気を奮い立たせようとしていたのである。うーむ無理か。実際には、スポーツドリンク等もあるので、もろもろを加えると実際は更に+0.85kgとなる。

  ちょっと気を抜くとそっくり返るような、おおむね5kgの背後に、それなりに姿勢もよくなり、以前はノンストップで2時間30分程度歩けたものが、2時間程で疲れが出るようになってしまった。帰りの狭い歩道では、前から来る自転車と交差することすら敏捷性が辛くなる時間帯がある。背後から迫ってくる自転車は尚更だ。このようなウォーキングを長短大小にかかわらず、国内では約3000万人が実施しているそうである。いったいどの様な気分で歩いているのだろうか。4kgの反動は筋肉痛にも凄まじいものがあり、まるで逆効果ともいえる状態が続いていたが、今日あたりは、やっと少し慣れたようだ。このような状態を維持するのは、慎重な対処が必要で、途中で休憩も必要だ。さらに、これからは、特に外気温の高さと直射日光が結構ダメージに繋がってしまい、それも終盤は避けたい。新しいことを加えるには、最近のニュース報道を加味しても様々な対策が必要のようだ。

  そこで、発想を転換し、いきなり消極的というべきか、あるいは慎重というべきか、しばらくは距離を固定したコースを3種類決めて、それを消化するためのコースとして実施することにした。そこで、やはり4kgの日は週1日だけに留めた。それには、疲れが襲ってくる終盤の道順に注意を払いたいからだ。行きは調布まで旧甲州街道を歩き、調布から多摩川の土手を下り、多摩川住宅のところから左へ入り、写真の順路に向かって帰るというコースである。これは、終盤に直射日光を避けて日陰のある場所を歩ける、疲れたら、ベンチがあるので座れるし、さらに、心筋梗塞気味になったときに、慈恵医大が近いので、便利かなと考えたのである。疲れたら用心のためにも、必ずここを通って、休みながら帰れるようにしたいのである。
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2013/05/24

ディスカバリー11

  古い妙な話ばかりだと思われるかもしれないが、このディスカバリー・シリーズは、タイトルの通り、当時を思い出して記憶を確かめる為に設けたページである。オーディオ関係は、今でも傍に製品があるので、実物を眺めながら記憶をたどる事が出来るが、映像関係のテーマの大半は、25~30年ぐらい前のリバーサルフイルムをデジタル化しているため、記憶もフイルムの状態と酷似している。原版は35mm版から6x6、4x5と様々で、撮影時期もまちまちだけど、おおむね満足できる保存状態なのが確認できている。やはり、35mmより6x6、4x5の方が状態は優れている。そこに、云々かんぬんと色々と能書きを書いているが、それによって記憶を辿っているだけである。また、フイルムからデジタル化したものは、当時使わなかった写真なので、必然的にコアな写真になっている。少し前に1インチVTRやEDベータの事を書いたが、VTRとして外せないのが、この色差方式のVTRである。

  一般的にNTSCのカメラ内部の信号は、同期信号、白黒信号と色信号の3信号で成り立っている。同期信号は、一見すると幾つかの単一な周波数で構成されている。しかし、それらは、画面を構成したり、画面を送るための周波数であったり、また、色を搬送する周波数まで、各周波数は全て相関性を持ち整然と並んでいる。一方映像の中味は、カメラ撮像管から得られる R,G,B 信号にガンマ補正、輪郭補償、リニアマトリクスなどを加えた後に、まず、輝度信号を生成する。輝度信号をYとすると Y=0.2988R+0.5868G+0.1144B の割合で生成される。一方の色信号は、RGBの其々の信号からマトリクス演算をして、I信号とQ信号を生成し、其々を3.579545MHzで平衡変調したものを色信号としている。色信号はクロマ信号(C信号)とも呼ばれ、Y信号にそれを加えることによってNTSC信号になる。

 補足:CIE色度図上のシアン→オレンジ系をI軸、それと交差するマゼンタ→青系をQ軸として扱う。I軸とQ軸が交差する部分を白(0,0)とし、これは、R-Y軸とB-Y軸に対して33度ずれているだけで簡単に変換可能である。I軸の信号の大きさは、I=0.736(R-Y)-0.268(B-Y)、Q軸の信号の大きさは、Q=0.478(R-Y)+0.413(B-Y) となる。また、白色は、色温度を6774KとするとCIE色度図上では、x=0.310 y=0.316になる。各原色をx,y座標で調べると、Rは(x=0.67、y=0.33)、Gは(x=0.21、y=0.71)、Bは(x=0.14、y=0.08) となっている。この3点の座標で表される範囲が「カラー放送の色再現範囲」ということになる。また、人の目は実験的に、輝度信号に比べて、色に関しては解像度が低く、輝度信号を6MHzとすると色信号は1.5MHz程度で良いとされている。


     カメラの出力つまりNTSC信号がVTRへ入ると、逆にYとCに分離して、そのクロマ信号の3.579545MHzを復調してI信号とQ信号を得る。YとIQをさらにマトリクス演算してY、R-Y、B-Y の3信号を得る。Yはそのまま変調をしてRECアンプに入り記録する。R-Y、B-Y の2信号は、CTCM という「R-Y、B-Y をそれぞれ1/2に時間軸圧縮してYとのタイミングのため2.25MHzのバーストを加えた」信号を生成し、少し遅れて2つ目のRECアンプに送る。この圧縮時間分の遅れは、再生時に戻すとして、YとCTCMを別々のヘッドを使い、別のトラックに記録する。これによって、1インチハイバンドVTRに比べ色信号の解像力、色再現性、色S/Nなどが改善されるというものである。

  この輝度信号と色差信号を別々のトラックに記録する方法はソニーのベーターカムが先に商品化し、その後それは放送用取材VTRの世界のデファクトとなった。これによって、カメラとVTRは直接色差信号(Y、R-Y、B-Y) で繋げるようになったのである。この方法は、その後デジタルになっても変わらなかった。今日紹介する松下電気産業㈱とNHK技研で共同開発したMⅡフォーマットのVTRは、ソウルオリンピック放送でNHKが大量採用した後、事実上姿を消した。MⅡフォーマットでは、ダイナミックトラッキングを含む全機能を搭載したAU-650が代表的だが、今日はフィールド制作用として用意された可搬型VTR AU-550である。

  上の写真は、MⅡフォーマットVTRのメカニズムを取り出して撮影したもの。VHS VTRに比べて回転ドラムに巻き付くテープの角度はUmatic並に深い。
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補足:この頃は、テープは放送用と明記しながらナショナル・ブランド。一方、放送用機材は、松下電器産業、松下通信工業共に当時は海外でのブランドである「パナソニック」を使用。

2013/05/21

落花生2

  去年の5月頃、スーパーで小安い輸入品の落花生を買って、どうにも味に納得がいかず、結局、千葉県産の商品をわざわざ取り寄せたと言う話を紹介した。当初は、全く何の認識も、疑いもなかったことから、その外見が綺麗で小安い輸入品に飛び付いてしまった。しかし、本場の千葉県産の落花生を口にした途端に、「国産が如何に魅力的か」を知ったのである。千葉県産には「千葉半立」と「ナテユタカ」の2種類の品種があり、それらは食感、味共に若干異なるが、いずれも輸入品に対してはるかに美味しい商品であったことから、それに大いに印象深い思いを残してしまったのである。それによって、落花生の殻を割った時の音とか、ピーナッツの薄皮との外れ具合とか、噛み砕く食感までもがイメージとして残り、そのことで、頭の片隅に「国産が美味しい」という好印象といて決定的に刷り込まれたのである。

  落花生を食べたくなる時期や動機は、スーパーなどで「新豆と書いたパッケージ」に収まった落花生を観かけることに始まる。勿論、この時期は我々も、天然のビタミンE、ビタミンB1,B2、ナイアシン、オレイン酸、リノール酸が不足しているからなのだろう、一度その食感を思い出すと、しばらくは頭から離れなくなる。しかも、今年のスーパーの売場では、「千葉八街産の落花生」と明記された商品が、昨年の半額近い400g800円程度で並べてあった。表記されている製造者も一流どころである。ちなみに昨年の輸入品が、400g400円程度であったので、対抗上、今年の国産商品は半額程度でぶつけてきたようだった。このような、スーパーと製造者のダブルブランド、あるいはプライベートブランドと称する商品は、値段はそこそこなのに「概して高い品質に欠ける」傾向があることは広く知られているが、さすがに殻を割ってみないと分からない落花生までは言及できないと思っていたのである。

  中国、アメリカ、ブラジルなどの輸入品に対して、「千葉八街産の落花生」の価格が2倍程度に抑えられているなら、もはや千葉八街産の方を選ぶと言う、消費者の気持ちをくすぐる「値頃感」に、再び私のような正直者は騙されてしまったのである。確かに、昨年の好印象の残る商品は「400gが1,400円程度」することを忘れてはいなかった。しかし、同じ国産の表記された400gで800円の千葉八街産の落花生は、それなりの「意図のある戦略価格商品」と考える必要があったと思う。それにも、まんまとはまってしまった自分の不甲斐なさを反省しながらも、「今年は、例年に比べ少々出来が良くないため、全体的に期待外れなのかもしれない」。そう、自らを納得させるしかなかったのである。

  市場は、その現実の中で、どうすれば「国産販売強化の」きっかけになるのか、そこそこ目立つ製品を投入して、市場への刺激をするしかなかったのかもしれない。それを口にして、どこか昔と違う風味や食感に不満が残れば、やっぱり「千葉八街産の厳選品」を求めるに違いない。では、間違いのない商品をどのように見分けるか、ここ数年で感じたことを言えば、幾つか種類を食べ比べるという古典的な手法も悪くは無いが、結局、「味自慢の(社)千葉県落花生協会のシール」が貼ってある「品質保証されたもの」を口にしてみるべきである。少々高くてもこれは仕方の無いことのように痛感している。今後は、極端に安価な製品が海外から入ってくるから、ますます消費者を惑わすプライベートブランド製品が溢れるかもしれないが、我々がしっかりとした味覚を持ち、オリジナル・ブランドを正しく評価できれば、自分で納得できるはずだ。
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補足:ダブルブランド→スーパーやデパートがメーカーと共同で企画・製作しスーパーとメーカー、あるいはデパートとメーカーの2社のブランド名が併記されている商品。

補足:プライベートブランド→スーパーやデパートが販売強化目的で自社で企画した商品。同等の一流ブランド商品に比べ、単純に小安くした商品を店頭に並べて集客に利用するケースが多い。

2013/05/17

スポーツドリンク

   いよいよ本格的に汗ばむ季節がやってきた。デイバッグを背負って歩き回る中高年を数多く見かける。しかし、同時に近くの公園でくたびれている中高年の姿も見かける。この時期の体は、そのまま歩いても発汗しずらい傾向があり、大量の水分を吸収して、いつでも汗が出やすい状態に保っておくことが必要だ。そして、今まで体力が眠っていたために、いつもより心肺に負荷がかかる。汗が出始めると、体は軽くなって益々汗が出て、体調も俄然良くなるのだが、それまで少々我慢が必要だ。時折、知り合いがウォーキング中、目の前が朦朧としてふらついてベンチに座り込んだと話したことがあり、うーむ、気をつけなければと思うが、それでも、気分は若いままで、水分不足に気がつかず疲労を大きくしてしまうことがある。こんな発汗のストレステストをしても大丈夫かなとも思うが、最初は、少々無理をすることにしている。

  ウォーキングの友には、カロリーオフで吸収の早いスポーツドリンクが必要になる。比較的に厳しい炎天下でのウォーキングでは、一番効果が認められたのは酸素水だが、自分の好みで言えば、ビタミンC含有というよりも、クエン酸の入った酸味の強いのが好きだと思う。だが、はたして体がそのような成分を感知しているのだろうか?いいや、そうではない。動機付けが大きな役割を果たす。普通、我々は、何かにつけて周囲の情報から刺激を受けている。それは、TVCMであったり、体育館や銭湯にあるポスター、あるいは雑誌の広告や車内刷りかもしれない。それを自然に受け入れ、運動するにも汗をかきながら、それらを思い出し、自分なりのイメージに体を近づけたいと考えているのである。では、それは、きっと憧れのスポーツマンで、「彼らが運動中に飲んでいる=自分も飲めば格好良くなれる=強い肉体を得る」という、間接フリーキックのような構図を構成するのである。これも、イメージトレーニングの1つと言えるのだろう。

  それは、最も身近なテレビのCMの中にもあって、いまや、サッカー日本代表を、技術的にも精神的にも牽引する本田圭佑君がアクエリアスを飲み、一段と力強いブレ玉シュートを決めるシーンがあったとする。その格好良さを自分も得とくしたいと思うと、やはりアクエリアスを飲みたくなるわけである。男子だけではない、澤穂希さんが「苦しかったら背中を見ながら、アクエリアスを飲みなさい」と言ったかどうかしらないが、それを聞いた何らかの障壁に苦しむ女性が、その澤穂希さん言葉を思い出し、うーむそうだアクエリアスを飲もうと、元気付けられるのである。どれだけの人達が影響を受けるかどうか分からないが、アクエリアスと彼らの優れたイメージが徐々に重なり、本田圭佑君や澤穂希さんと同じことは出来なくても、昔流に言えば、その「爪の垢を煎じて飲む」に近い効果があると思えるのである。

  そういう気分で、毎日のトレーニングに励む時こそ効果的なのである。一歩でも二歩でも前へ前へ進むには、アクエリアスと言うスポーツドリンクを通して憧れのスポーツマンと繋がっていることによる、一種の安心感や勇気のような執念を、自ら搾り出すことが出来るのである。ま、そんなに甘くは無いかもしれないが、すっきりとした飲み心地とさわやかな後味がスポーツに最適な印象を与えてくれる。今回の新アクエリアスは、成分構成が変更になり、カロリーゼロ、電解質、L-カルニチンなどにより、すばやい吸収し、脂肪をエネルギーに変え、燃焼しやすいという、W(ダブル)で効果があるという。
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2013/05/14

時代を追う3

   日本は平和が67年も続いているので、日常的には「自分が悪いことさえしなければ、誰からも危害を受けることは無い」と考えられる。また、「自分さえ大人しく冷静になれば、相手も冷静になるはずだ」という考えもある。さらに、「どの様な相手でも、話し合いで必ず解決できる」と信じている向きもある。しかし、それらは自閉的に憲法を守ろうとする「国内での話」に限られたことといえる。そんなことでは、中共の軍隊による干渉を抑えることは出来ない。話し合いで何でも解決できるくらいなら、軍隊を持つ必要も無いわけで、強靭な軍事力を持つことで一段と圧力を増し、優れた破壊力を備えれば、それを使ってみたいと思い、そして、最終兵器を持っている方が最後の勝利者になるという理屈は健在である。抗戦力に不備があると思えれば、干渉や侵攻に対しては、「冷静に対処する」とか「話し合い」と言う無責任な掛け声を挙げるだけで、他に手立ては無い。冷静とは「何もしない」ことであり、見方を変えると「なされるがままになる」と言うことでもある。

   今、自民党がこの夏の参議院選挙に向けて、憲法改正を正面から訴えているが、他国の侵攻に対する抗戦の実施には、現在の憲法が大きく足かせになっている。そこで改正する箇所は、とりあえず「憲法9条の2項を削除する」だけで良い。つまり、基本的な考え方として「米国が日本の抗戦力を押さえつけておくために加えた部分」を削除するだけでよい。その他は、急いで議論する必要は無いと思える。しかし、先にその憲法の改正の「手続きを容易」にしようとしているのは、その改正に、国会議員への不穏なお金が流れ込み、反対論者が増加するという懸念があるからで、国民投票にさえ持ち込めなくなるのでは、大きな問題だと考えられる。そのくらい、今の国会議員の一部には、不穏な邪魔が介入し易くなっていると言うことなのであろう。国会議員には様々な事情があると考えられるが、それを選ぶ我々にも責任がある。全ては偶然の賜物ではない。中共は、あらゆるところに人と金を送り込んでいるのである。

  国会だけではない、メディアの報道は、取材をしない、あるいは報道しないことで、視聴者に誤解を与えることがある。例えば、オスプレイの沖縄配備反対のデモがあったとする。映像も流されて、いかにも沖縄の人がオスプレイが危険だから、配備に反対を訴えているように見える。しかし、その報道だけでは、沖縄の地元の人によるものなのか、沖縄にいる中共の工作員もしくはその手先によるものなのか分からない。それでも、沖縄でオスプレイの沖縄配備反対のデモがあった、その報道は嘘ではないのである。昔から、この手の「報道しない自由」を活用して世論を誘導するのである。そのような事が、常に行われていれば、怪しいと気づくが、時たまそのような事をするので批判も交わされてしまう。結局、報道もお金なのである。儲かるか、儲からないか、だけの構図で報道されることがあることを承知しておかなければならない。これから参議院選挙に焦点を合わせた番組が増えるが、自分の常識の範疇でメディア報道を鵜呑みにしてはならない。一瞬でも、その裏に隠された動きを意識しておきたい。

  今、中国国内に13万人の日本人がいると言われている。仕事で渡中している人もいれば、PM 2.5で気管支を痛めているその子供たちもいるはずである。そして、いつH7N9に感染するか分からない。さらに、彼らはいつ人民解放軍に人質にとられるかも分からない。一方、中国から輸入されている食品は汚染が進んでいて、身近なものだけでも百種類以上にも及んでいる。もはや何を食べても中国産を口にせざる終えない。その食品の汚染による侵攻も進んでいると解釈できる。なのに、その中国の本質を我々は意外に知らない。今までの報道では、中共は人民解放軍を使ってインド、フィリピン、チベット、モンゴルなど周辺諸国を武力で弾圧しているとか、尖閣から沖縄へ同様のパターンで侵攻しようとしているぐらいである。一方、内政では、年間20万件という、毎日あらゆるところで反政府デモが起こっているなど、そんな薄っぺらな情報でしかない。やはり、国内でも中共は自国を食い物にし、国民を虐め尽くしているようだ。

  中共の歴史は、たった64年しかないが、本来は賢い集団なのだろうが、だれも四千年の悪知恵の歴史を背負っているようだ。今後、中国はどの方向に進んでいくのであろうか、そんな疑問に答えられるのは、やはり「新唐人テレビのニュース」でしかないであろう。これらの報道は、中国国内で起こる真実の訴えでもある。この「新唐人テレビの報道」によってヨーロッパを始め、世界から中国の見方が変わってきている。私も、2年ぐらい続けて見てきたが、報道内容はかなり信頼できると思える。という事で、こちらをチェックして欲しい。
 ただ、一部の報道映像を見ることで「急性ストレス障害」にならないよう注意されたい。
https://www.youtube.com/user/NTDTVJP?feature=watch

 この新唐人テレビの中でとても興味深いのは、「九評共産党」という、共産党についての九つの論評を映像化したもので、 元々は8年も前に完成して単行本も発売されているが、興味深い解説として参考にされると良いと思う。全部を観るのに時間もかかるし、人間の恐ろしい側面を垣間見て嫌悪感に襲われるかもしれないが、それでも大変興味深い。
それはこちら
http://www.ntdtv.jp/category/16/九評共産党

補足:中共=中国共産党の略。中国と中国共産党を分けて見る必要がある。

2013/05/10

スカッとした喉越し

    サイダーとは、てっきり「三ツ矢の商標」だと思っていたら、炭酸水に香味と甘みをつけた一般的な飲み物を指すようだ。そうすると、炭酸水に好きなアレンジをして商品化してもサイダーと呼ぶことは可能になる。三ツ矢サイダーは、心地よい思い出がある。いまではとてもできないけど、学生時代は夏場の汗をかいた後に、炭酸水を一気に飲み干し、腹パンパンでゲップする快感は格別であった。うーむ、懐かしい。そう言う事を思い出すと、さっぱりしたラムネとかサイダーはやはり上品で美味しかった。その後に、コーラやファンタが登場し、はっきりした甘さと強い炭酸によってアメリカンな気分を味わうのが若者の間でも流行になった。その頃から、清涼飲料水の自動販売機をあちこちで見かけるようになった。

  時代が変わると嗜好も大きく変わる。一時期、強烈な刺激を備えたドクターペッパーと、あたかも「ドクターが薦める奇妙な健康飲料?」と言うイメージの、清涼飲料水もあったが、その後は、生活習慣の多様化の中から清涼飲料水としては幅広く市場を拡大し、様々な効能を持つ機能別の商品が市場に登場することになる。折りしも健康ブームの到来で、体をいたわる健康志向の優しい若者が増えて、どうせ呑むならそれなりの効果が確認できそうな「ビタミンC入り」という、単なる着色だけの清涼飲料水時代から脱皮し、中身を比較検討して選択をする時代になった。そうやって徐々に、それだけにとどまらず、カロリーを極端に抑える工夫とか、ビタミンB群を加えるなど、メーカーの試行錯誤と言えるほど種類を増やしてきたのである。一方で、健康に係わり合いの無いただ甘いだけの清涼飲料水は時代から忘れ去られることになる。

  さて、今日はビタミンC入りのサントリー「C.C.サイダー」を買ってきた。ビタミンCは、体に免疫力を向上させる効果が広く知られているが、そのビタミンCがC.C.と重ねることで、たくさん入っていると言う印象を持たせた清涼飲料水である。そろそろ、季節柄このような清涼飲料水を飲みたくなる時期でもある。平素からビタミンCを補給して健康体を維持したい向きには、常備しておきたいものである。ビタミンCの吸収には、大量の水が必要なので、ビタミンCを錠剤で採るより、水溶性になっているほうが吸収が早いと言うメリットも考えられる。一方の炭酸水には、乳酸を取り除き、筋肉等の疲労を回復させる効能や、抗菌効果などもあると言われており、運動後の血行の良いタイミングで飲むことで、体が軽くなったり、汗ばむ皮膚を細菌から守ることも出来そうだ。

  そんな、ビタミンCと炭酸の影響が、目に見えるような効果があるかどうかは、個人差にもよるかもしれないが、C.C.を販売するサントリー側としても、ユーザーの趣向に合わせて、他にも2種類のC.C.を用意している。炭酸の少ない微炭酸のVitamin C.C.Lemon、カロリーゼロにしたVitamin C.C.Lemon Refresh(地中海レモン)になる。今日のは、ビタミンCの含有量としては、一番少ないVitamin C.C.Ciderになるが、これは、あくまでもサイダーとして、さっぱりとした喉越しに特徴がある。これは、運動派の若者向けで大量に消費する商品としての位置づけと考えられる。かつて、学生時代に、サイダーをよく飲んだという年配の方にも、懐かしさが漂うお味に仕上げられていて、ちょっと嬉しいかもしれない。
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2013/05/07

味噌とんこつ

  「味噌が先なのか、とんこつがベースになっているのか」分類しにくいが、「味噌とんこつ」という二つの濃厚さが融合したラーメンが送られてきた。中味は4個入っているが、きっと送料と同じぐらいの価格か、あるいは送料のほうが高くついたのではないだろうか。そう考えると、きっと送り主としては「美味しいと信じて疑わないし、私も喜ぶに違いない」と思ったようだ。それにしても最近は、「まるちゃん正麺、サンヨー食品の麺の力、日清食品のラ王」など各社の最新即席麺が美味しくなったので、本来の「生麺の美味しさを忘れてしまった」ほどである。そうそう、しばらく、生麺を食べていない。どのくらいのお湯で、何分ぐらい茹ればよいか、そのどんぶり感覚を忘れてしまっている。お店へ行くなら「麺硬」の一言で済むのだけれど、自作の場合は、つきっきりの慎重さを要求され、おまけにたっぷりのお湯で麺をゆったりと泳がせる。そんな試行錯誤の末、希望の硬さはおおよそ2分30秒である事が分かった。それでさえも、今更にあえて難儀な作業に思えてしまった。

  送り主の気持ちはありがたいが、ややもするとそれを押し付ける気概を感じる。それは、一体どういうことか。味覚的バランスでは、平素より余計神経を使いながら、その「味噌とんこつ」ならではの「美味しさを生かしきる調理の仕方」を模索する必要があるわけで、仮にも即席麺の中に埋もれてしまう程度ならば、何と言い訳をすればよいのだろうか、お礼の言い方1つで憤慨するかもしれないし、かといって誤解されるような言い回しも本意ではない。だから早い話、ここで私が「甘いの、すっぱいの、辛いの」と言ったとしても、きっと「調理の仕方に問題があるか、丁寧な仕事をしていないように」思われるに違いない。そんな予感が私をより慎重にしてしまうのである。それでも、一口で言えば、「味噌ととんこつ」の微妙な相性は、たいへんよく出来ていて美味しいことは間違いないし、コクと言うか、味の風味豊かな濃厚さも申し分ないが、1つ難点は「塩っぱい」ことである。いささか湯を追加して薄めたとしても、返って塩っぽさがより鮮明に感じ、味噌ととんこつの豊かな風味のバランスが崩れてしまい、ちょっと首をかしげてしまうのである。

  もちろん、こういう、ラーメンには上に乗せるトッピングを増やして、味のバランスを再構築する方法がある。例えば、このラーメンを「味噌ラーメンの発展系」として扱う場合には、ゆで卵、ねぎ、きくらげ、もやし、コーン、バターなどをのせ、あるいは、「とんこつラーメン」として扱うならば、焼き豚、きくらげ、かいわれ、紅生姜、のり、などをのせて楽しみたい。つまり、お互いに使えるトッピングから好きな組み合わせをして楽しむしかないのである。そこで、PDF写真のように、きくらげ、メンマ、焼き豚、かいわれ、をのせることにしたのである。それによって、「少し塩っぽさ」が紛れバランスが良くなる。つまり様々に好きなものをトッピングしていくことで、不思議とこの全体を覆いつくしていた塩っぽさがどこか遠のいてしまうのである。

  能書きを重ねた屁理屈はさておき、今週の幾分気分の良い日には、この「味噌とんこつ」を色々試してみたのである。一番気を付けたのは、やはり、生麺が時間とともに少しづつ膨らんでいく時の食感である。実際には、生麺のように感じさせる流行の即席麺とは、その変化に明らかな違いがある。やはり、生麺の美味しさの直線性というか、つまり、麺が硬目で食べられる短い時間から、十分に時間をかけて麺が十分戻る長めの時間、そのつるつる感やコシの強さも含めて、その間の時間と共に硬さや食感の変化は、生麺の方が長い時間「明らかに食感として優れている」のである。改めて、本物の強みを実感したと言うわけである。
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2013/05/03

スゴイダイズ

   このブログでは、過去にもスゴイダイズを数多く掲載してきた。最初の頃の製品は、口にしても、ちょっと困ったと思いながら、つい飲み込んでは、「うーむ」と頭を抱えてしまう時期もあった。その後、徐々に店頭の試食などの評価を商品に反映し、更なる改良を何度も何度も重ねてきている。そういう姿に執念にも似たこだわりを感じえないし、好感されるものといえる。その流れから、新たな商品が発売されれば、その都度口にして、何か評価をしてみたいという衝動にかられたり、あるいは、難癖を付けてみたいとか、人情味あふれる対応をしてみたいと考えているわけである。しかし、最初の印象が徐々に愛着に変わり、好感を持てるように改良が加えられてきたことを実感するも、結局、何とかもっと食べやすくして欲しいという気持ちと、この食品をマーケットに浸透させて安価にしてほしいし、その興味のある進化の途中も、ぜひ立ち会っておきたいと思うのである。

  こういう、健康志向の食品は、いくら優れたレトリックを使おうと、のどを通過して腹に落ちるまでは予断を許さない。そこまでには、様々な障壁があって、その1つ々を丹念に乗り越えなければならない。それには、大脳がまず興味を持たなければならない。体に徹底して優れた原材料の緒元と、抽出されるべき成分、あるいは、それに組み合わされた技術や統合された食品としての効能を認識し、さらに、それらが自分自身の健康機能を補うように働くか、あるいは、将来の健康に役立つ機能を備えているかとか、そういった体に役立つ食品であるという認識が必要になってくるのである。これを自覚することで、その次のステージへ進むことになる。つまり、そこからが市場性なのである。競争商品の有無、価格や入手容易性が最終的に比較されることになる。

  スゴイダイズは過去の経験から、多少価格的な課題は残されているものの、いや、かなり残されているのかもしれないが、おおよそ指摘される課題は、食感にほぼ限定されていると考えられる。つまり、健康にも良いダイズという食材で、かつ優れた加工技術でイソフラボンの抽出、さらに、植物性によるビフィズス菌を有し、バランス感覚に優れた二つの機能を備えている。今回はこれにオレンジ果汁を加えて、身近な生菓子風の味付けに仕上げている。いまさら余計なことを言うつもりは無いが、このオレンジ果汁は、最初に試すべき仕様であったような気がする。それは、世の中でもっとも広く使われている果汁であると共に、親しまれている風味だからである。

  これ以上に、マーケットのニーズに寄り添う要素が残されているかと聞かれると、返答に困るところまで来ているような気がするが、この生菓子と言う公儀な商品カテゴリーを更に前面に押し出すことことができるとすれば、まだ少し残された改善はあるような気がする。例えば、増粘剤による隅々まで一様に広がった一本調子の滑らかさではなく、オレンジの果肉が浮いて、つぶつぶオレンジとダイズの生地が自然な形で融合し、徹底してオレンジ入りヨーグルトを真似た食感にしてしまうとか、この増粘剤を使った滑らかさからくる食感は、やはり「作り物くささ」と言う、何かどこかでダイズを隠そうとした雰囲気が漂うのである。しかし、ダイズを使っていることは間違いないので、もめん豆腐のような無骨さがあっても良いのではないだろうか。ふと、そう思うのである。
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