2014/02/04

凄い乳酸菌L-92

  アレルギー症状を、強い薬を使った対症療法で改善しようとしても、体へのダメージが強いので長くは続かない。だから、生活環境や体質改善によって何とか緩和を試みようとする人が増えている。しかし、何を試みても一向に改善されないと、それは生まれつきの体質として、諦めている人もいる。また、ある日突然発症してしまった花粉症などは、居住地域や通勤コースなどの影響をそのまま受けるため、その場所を離れるしか改善方法はない。そして、年々症状が深刻になると、このまま深みにはまって抜け出せなくなるのではないかと、不安になることもあるようだ。そんな、アレルギー人口は増加の一途をたどり、今や何らかのアレルギーで苦しんでいる人は4000万人とも言われている。

  そんな人たちの約30万人が利用しているとされるサプリメントがある。通信販売限定商品なので一般には馴染みは薄いが、カルピス社の「アレルケア」という L-92乳酸菌を配合した、タブレット形の錠剤で、1日2錠で1カ月分4,200円。このL-92乳酸菌によってアレルギー症状が緩和したという症例が学会などで発表されている(同社のホームページにて紹介)。アトピー性皮膚炎患者の90%が有効性を認め、通年性アレルギー性鼻炎の患者では、鼻水、鼻づまりが4週目あたりから緩和の兆候がみられ、花粉症では、一定期間L-92を摂取することで、試験的に室内でスギ花粉を散布された花粉症患者の、症状の緩和が用量に比例して認められたという(ただし、上記いずれも限られた被験者のデーターに留まる)。

  体内の免疫システムにおけるバランスの崩れで発症するというアレルギーが、このL-92乳酸菌で完治するわけではないが、生活環境や体質改善による努力と併用することで、苦しさからは解放され、許容できるくらい改善したとするならば、それは社会的貢献度は大きなもので、国内総生産までも改善される可能性が高い。そこで、一般の薬局やスーパーで販売されるような身近な商品として提供されるならば、30万人と言うちっぽけな市場に留まらず、まさに巨大市場で爆発的なヒット商品にもなる可能性すら考えられる。そのために、乳酸菌量を増やすなどで、その緩和効果の即効性を高めたり、簡単で手に入れやすい商品にすることで、より多くの人にその効果を確認してもらえるはずである。

  それを具体化した商品が「守る働く乳酸菌L-92」と称した乳酸菌飲料(分類は清涼飲料水)である。人はそれぞれ体質に違いがあり、「凄く効果があるという人も、そこそこ効果が表れたという人」もいて、その緩和の度合いは様々だけれど、ただ、漠然と「緩和した様な気がする」というのではなく、症状によってどのくらいの用量、あるいは期間で摂取すれば良いかなど、具体的なデーターとして積み重ねてほしいものである。ただ、そんな何年もかかるような悠長なことを言ってられないという人も少なくないだろう。もうすぐ花粉症の季節がやってくるし、その準備として今からそんな効き目のある乳酸菌があるなら、さっそく免疫力を高めておきたい筈である。他の乳酸菌飲料から乗り換えてでも、しばらく様子を見ながら続け、自分にも緩和の効果があるかどうか調べてみたい筈である。
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