2014/03/28

MCC食品のハンバーグ

 今、チャンネルという名のついた番組が、快進撃を続けている。ヒストリーチャンネルは有料放送だが、さすがに鋭い視点で見応えのあるものだし、東京12チャンネル(現:テレビ東京)は、「YOUは何しに日本へ?」など、視点がユニークで他より面白い番組が多い。一方、ショップチャンネルは、朝早くから深夜まで、中高年のご婦人方の心を掴んで離さないようだ。インターネットにも右翼系?(いや、全然普通)の番組にチャンネル桜というのがあって、これもなかなか個性的で面白そうだ。これらのチャンネルという言葉は、今やテレビ受像機の前面に配置された切替え装置を指す訳ではない。一種の「繋がりとかパイプ」という意味で使われ、視聴者と直接結びついている様子を表したものと言える。

 視聴者が限定される分、内容も深くなるし、与える影響も大きい。またそれによって視聴者からの期待も膨らみ、相互に信頼関係も生まれている。今やそれぞれのチャンネルは確固たる地位を築いているのである。魅力は、番組の「専門的で深い内容」にあるようだ。そのニーズは、基本的に「知りたいという願望を満足させる」という共通点はあるものの、それが最大の威力を発揮するのは商品を購入する時である。そこで、今日はショップチャンネルの商品を取り上げたい。既に同社から購入した商品を幾つか紹介してきたが、どれも放送内容から受ける印象を、忠実に再現できる品質を確保しており、購入して満足できるものだが、その分価格もそれなりに上等といえる。つまり、少しだけ高級で、高価格を狙った商品を取り揃えている。

 インターネットのお店は、最初は地方の特産や珍しい商品が目を引き、遠方の新鮮な商品を入手できる便利さが魅力として、幅広く定着してきたが、結局、静止画や商品名を見て選ぶという単純なパターンでしか選択肢がないため、品物購入の確定には、価格だけが検索目的になってしまう。つまり、あらかじめ商品の情報を知っているのが前提になる。結局、品質を比較する要素は無く価格の安いお店を探すだけである。一方、ショップチャンネルは、メーカーと協業して独自の商品を開発しているので、むやみな価格競争に巻き込まれることもない。また、テレビというメディアを通しているので、高画質な映像、クローズアップ、詳細な説明で納得感はありそうだ。しかし、販売数量の目標達成が必須になる。そこに商品価値を高める企画が重要な要素になる。特に食材や惣菜において商品価値を高めるのは、「優れた品質と美味しく作る」技術しか無いわけで、そのような背景から、結構「品質やお味に期待できる」商品が多いのではないかと推測される。

 今日のPDF写真は、ショップチャンネルの販売するMCC食品の3種のハンバーグを用意した。MCC食品は神戸の調理食品専業メーカーで、かつては0系新幹線のカレーを提供した実績などでも有名である。おおよそ60年もの間、レトルトカレー、パスタソース、ボルシチなど広範囲の食品を扱い、どの食材を手がけても、同社として恥じない商品に仕上げてある。そのMCC食品がショップチャンネル専用に供給している商品が、この、牛肉を100%使用した「ふっくらジューシーなハンバーグ3種」で、煮込むと深みの出る「デミグラスソース」、甘みと酸味の効いた「トマトソース」、同社の最も得意とする分野の「カレーソース」の組み合わせになる。冷凍の形で届けられるので、18分程度湯せんに掛けて加熱する。そのままでも美味しいが、さらにフライパンで少し火を加え煮込んで味を濃くすることで、さらに美味しく戴ける。冷凍保存期間は10ヵ月あり、冷凍前に加熱してあるので保存食としても最適といえる。牛肉の臭みもなく、さっぱりしたハンバーグで、万人に好まれる作りになっている。やはり、デミグラソースが1番美味しい。
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