2014/04/04

時代を追う4

  最近、あの南朝鮮の所業をまとめたムック本や週刊誌が空前のヒットを飛ばしている。まさにバカ売れ。有名な芸能人のスキャンダルを扱うより売れるという。同じテーマを扱った単行本の中には「呆韓論(ぼうかんろん)」という異色作もあって、それは20万部を越えたという。客観的な事実を並べて分かりやすく解説する。「ひえっ~と思う」いやらしい内容もあるが、南朝鮮の現実を顕にした論拠集として興味深い。しかし、その「呆韓論」を朝日新聞が批判している。いくら他社の出版物がバカ売れしているからと言って、それを批判するのは「恥ずかしい行為」といえる。思い出すに、話は少し戻るが、先の都知事選で、同社は田母神さんを応援する「貧しくて教養のない若者」が増えていると吹聴し、それを「最近、世の中は何かおかしい」とまで言い切っている。あの「自ら→いい人」に向かって、全く失礼な話を「でっち上げた」ものだ。応援する若者に対しても、余計なお世話である。人の「癇に障る」ことをすれば、いずれ嫌われる。

  朝日新聞は既に発行部数も年々下がり、TV CM を打つなどして喘いではいるが、これからも読者は減る一方だし、広告収入も減っている。結局、他を批判をするのは、収入の減り方が顕著で「自分たちの思うようにならない」という苦し紛れの反応に他ならない。経営が苦しくなればなるほど、社内に多くの問題が噴出し「隠れていた実像」が表面化する。そして、文字の並びに無理強いや歪曲、偏向が強められるようになる。本来マスコミは、「報道しない自由を駆使」して読者を誘導するものだが、最近、同社は特に自己顕示が強く、明らかな焦りが見受けられる。しかも、以前、こんな逸話が週刊誌を賑わせた。・・・電車の中で新聞を細かく折りたたんで読んでいたら、会社の先輩が途中で乗ってきた。しばらくして、先輩は小声で「おめえ、そんなだせえ新聞読んでんじゃねえよ!」と叱られた。何故かと聞いたら「女にもてなくなるぞ」とのことだった。・・・ ある時期から、それを嫌う女子が急激に増えたそうだ。

  何故か考えてみたが、ひょっとするときっかけは、あの本かと推察した。文庫本だけで390万部を突破し、映画でも若者から圧倒的な支持を得た「永遠の0」の中に思い当たる節がある。作者の百田尚樹さんは、登場人物「武田貴則」を通して言葉にしている。それを読んだ若者は、それって「どゆこと?」と疑問を持ち、自らWEBで次々と調べることになる。ある時は「田母神さんのブログ」へ寄ったかもしれないし、「日本文化チャンネル桜」を覗いたかも知れない。また、「青山繁晴さんの話」にも耳を傾けたかもしれない。そうやって自らの疑問に答えを導き出したのではないだろうか。それが、主人公の姉である佐伯慶子の選択に共感した背景になったと思われるのである。そして、それらの調査によって、歴史が引きずる様々な不条理を知ることになる。読者から「お金を貰っておきながら事実を偏向するマスコミ」が多いことも認識できた筈だ。これは丁度、歴史ある米屋で毒の含まれるお米を買っているのに似ている。将来、体が痺れて動けなくなっても、そのお米が原因だと思わない。始末が悪いのは、有名なお店だというだけで信頼しているところだ。

  そういえば、「従軍慰安婦の軍関与」の問題も「朝日新聞と社民党の党首(当時)」による捏造から始まった。既に海外で仕事をしている若者にとって、これこそ「永遠に続く営業妨害」といえる。政府はとんでもない談話を出してくれたと怒っている筈だ。しかも、我々は反論が出来るほど「我が国や周辺諸国の近代史」を教わっていない。年号と見出しは覚えたが、内容は詳しく知らないとういうのが実情だ。「歴史の事実こそ検証と教育への適用が必要」な筈だ。生まれるずっと以前のことでは、認識しがたい様々な実情が潜んでいる。特に、「当時の貧しさ」を実感できないことは事実確認を遠ざけている要因の1つと考えられる。したがって、「軍の関与という権力による構図」にすり替えたほうが都合がよかったと考えられる。そして、やはり、捏造であることを裏付ける証拠が出てきたのである(補足:1を必ず参照のこと。ずいぶん引っ張ったが、今日のポイントはここ)。

  この様な問題以外にも、我々の世代は、それでも父や母、あるいは祖母から何かにつけて事実を聞かされてきたが、学校では教科書を始め、GHQの理不尽な「言論や思想の弾圧」、また教師達の見識不足もあって、中立的な立場で歴史的事実を学ぶことは出来ていない。我々より若い人はなおさらだ。だから、益々怒りが増してくるのである。ただ、ずっと無関心でいたことに反省する余地は大いにある筈で、それは、どの世代でも平等である。今からでも知識欠如の穴を埋める努力は続けていきたい。今日は、妙なタイトルの本を買ってきた。しかし、内容はいたって普通。日本の近代史の「代表となるテーマ」を並べた本である。さらに、参考文献が詳細に記されているので、調べたいことはいくらでも掘り下げられそうだ。内容はもちろん面白いし、とにかくテーマが多いのが魅力。
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%211569&app=WordPdf

補足:1 テキサスの親父は、従軍慰安婦は軍による強制(性奴隷)ではなく、「商売であった」という米軍報告書を国立公文書館から取り寄せて、分かりやすく解説してくれている。
     http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4

補足:2 YOU TUBE 上に [ 韓国人慰安婦問題 ~信憑性に欠ける元「慰安婦」の証言 ] というのもある。
     https://www.youtube.com/watch?v=9UDKrUVEeww