予想もしていなかったが、神戸からのお土産げに「冷凍マカロン?」を頂戴した。もちろん、冷凍状態で届いたので、解凍してから戴くことになる(消費期限は発送日より6日間という)。そう言えば、少々古い話になるが、2009年頃かつて「はしりの時期」にマカロンを2度ほど紹介したことがある。しばらく時間が経っているが、今だに流行っているのかと疑問に思ったが、さて、いかなるもなのか、この商品の位置づけを探ってみた。きっと贈ってくれた人は、何かしら訴える気持ちと言うか、何か意味があるのだろうと、さり気無く聴いてみたら、今のマカロンは、格段に美味しくなっているとのこと、その代表格がこの商品のようだ。
マカロンの一般的な作り方は、卵白にグラニュー糖を加えて泡立て、アーモンドの粉などを加え、さらに着色する場合は、食紅などを加える。それをクッキングシートの上にドーム状に搾り落として乾燥させ、オーブンで焼き上げる。そのドーム状の2枚の間にクリームを挟めばよい。ただそれだけなのだが、この商品は、プロセスに、様々な拘りの日本的素材も加えて、新しい食感と風味を演出しているようだ。確かに、作る途中は難度の高い「マカロナージュ」という作業があり、簡単そうだけれど熟練を要するし、そこには、実質経験が少なければ、追いつけない部分があるかもしれない。ということは、結局マカロンも「不器用な小銭持ちは、群を抜いて美味しい物を戴ける」そういうことのようだ。
今、ここで解凍中の品物の詳細は、神戸にある 株式会社 ハットトリック グラモウディーズ が販売しているマカロンの12個セットで、1.ピスターシュ、2.チーズケーキ、3.チョコレートバナナ、4.ストロベリー、5.カリビアンチョコレート、6.キャラメルチョコレート、7.カシス、8.抹茶、9.柚子、10.ベリーベリーベリー、11.ヘーゼルナッツ、12.ティラミス が入っている。マカロンの色彩には、着色料が使われているが、自然な感じに仕上げてあり、大変美味しそうに見えるのが特徴になる。解凍が行き届きそうなので早速戴くことにしたい。
冷たい甘さは、独特の食感を与え、奥深さを感じさせる。「おー美味しい」と思うのは、恐らく自分だけではない筈だ。それにしても外見も良くできていて、次に手に取る色は、どんな味がするのだろうと、次々と興味が沸いて手が伸びそうになる。中に挟んであるクリームのソースには、かつて食べたことのない程の芳しい風味と力強い甘さを感じるものが多く、これだけパンチがあると女性に人気があるのも理解できる。マカロンというお菓子の領域を大きく越えた品物に仕上げられていて、確かにどれもすべて完璧と言えるほど美味しいのだが、「果たしてマカロンにここまで拘る必要があるのか」疑問を感じながらも、それでも、また食べたくなるから不思議だ。
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%211654&app=WordPdf