アサイーとは、ブラジルアマゾンの赤道直下の高温・高湿度の熱帯に生育するヤシ科の植物。厳しい環境の中で種を守り生存し続けるために、果実の中にはポリフェノールをはじめとする様々な栄養素が含まれているらしい。しかも、ヤシ科と言うこともあって、木の高い位置に果実を実らせるようだ、それを人が木に登って採取するため、一度に大量の採取が難しい。さらに、果実の可食部は僅か2%とも言われ、採取された果実は、24時間以内に搾汁しないと傷むようだ。なかなか難しい果実と言った印象を持つ。
様々な商品が市場に並べられているが、果物を「そのままスムージー」にしたもの、缶詰や冷凍、紙パック詰めなど「殺菌をしたジュース」、そして「粉末になったジュースの素」では、明らかに栄養価が違う。アサイーは、果実自体に高い栄養価が含まれているため、そのまますぐにジュースにして戴くのが良い。含まれるビタミンC等は時間の経過によって消えてしまうからだ。しかし、アサイーは、ポリフェノール、食物繊維、ミネラルを豊富に含むパワーフルーツと言われており。他と比べて粉末でも効果は大きいようだ。
今日の商品は、アサイーのピューレに加えて、濃縮ブドウ果汁、濃縮アロー二ャ果汁、濃縮レモン果汁、レモンパーム抽出物、レシチン(大豆由来)を加えた「紙パックのアサイージュース」。アサイーのピューレにはgrosso(グロッソ)と呼ばれる最高レベルの濃縮度のみが使用されている。アロー二ャとは、バラ科の植物でブルーベリーのような果実を持ち、古くから「 ポリフェノールやアントシアニンを豊富に含む果実 」としてジャムやジュースにして飲まれていて、現在ではヨーグルトなどにも混合して使用されている。
実際に店頭で生のアサイー果実をスムージーにした物は、酸味が強く感じ爽やかだが、それらと比べると、こちらは「少し粘りを含み、どろっと」はしているものの、少々甘いジュースと言った感じになり、大変飲みやすく作られている。どこまで、パワーを感じて元気になれるか、効能は人それぞれだとは思うが、この口当たりなら、毎朝食事の友にすることはできる。内容量1,000gの紙パックで1,048円で売られている。
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