2015/03/24

べにふうき緑茶

  最近は、大型量販店の健康食品売り場が幅を効かせている。さらに、その売り上げが伸びている状況は、今後も概ね20年は続きそうだと期待されている。昔から健康食品は、馬鹿売れする商品でもなかったことから、標準価格に対して利益率は十分に高い。言わば、高付加価値商品なのである。購入者は、「お金はあるわよ」といった感じの、昔ながらの奥様方で、ネット系に関心が薄いこともあって、友人と一緒に量販店に足が向くようだ。売り上げも右肩上がりが続いて、売り場の主任も鼻息が荒い。これらは奥様方にとって一種のレジャーかもしれない。だから値引きが良ければ、それなりに割安感がつのり、その分お昼に美味しい食事を召し上がったりするようだ。

 お金持ちの最後の望みは、おおむね「長生き」である。しかし、年齢にともなって体のあちこちの調子がいま1つ良くない事から、常々、昔のような体調を取り戻したいと考えている。また、残された時間をより楽しく過ごしたい為に、何か良い健康食品はないか気にかけている。そこに、健康食品の潜在需要とビジネスチャンスがある。ただ、どのような商品が良いか、どこのお店で安く売っているのか、よくわからない。そこで、周囲の同じ世代の人たちと情報交換をしながら、「えっ」と言うほどの遠くから仲間を誘い合ってやってくるらしい。

 そういう売り場では、テレビやラジオで宣伝している商品はもとより、想像もつかなかった品物が見つかることがある。今まで「自分だけの不調だ」と苦しんで来た症状も、それにぴったりのサプリメントを見つけることで、「自分だけじゃないんだと」安心感を覚えることもある。あるいは、「これで一挙に不安解消になるかもしれない」と言った、かすかな期待にも繋がることがある。そういう珍しい品物があるお店は、客層の多様化が進む根拠となりそうだ。また、そのような不安が解消できる商品を探し当て、実際に試してみることも楽しみなのである。

  今日は、そんなお店で、大勢の奥様方に紛れて「べにふうき緑茶」というのを買ってきた。決め手は、「すぐに実感、すきっとお出かけ」と書いてあることだ。裏面に記述されている「べにふうき」の説明として、概略を引用してみると、・・・「べにふうき」は、アッサム種に近い紅茶(発酵茶)の品種で、特徴が「メチル化カテキン」を含んでいること・・・らしい。これは、どうも抗アレルギー作用(ヒトでの効果)によって、「花粉症に効果」があるようだ。また、茶葉を発酵させてしまうとメチル化カテキンは消失してしまうことから、蒸し製法で加工したもの」とある。より抗アレルギー作用を引き出したものと考えられる。早速試してみたい。花粉症は今頃の春先だけではない、秋口にも花粉は大量に飛ぶようだ。
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