その中でも最も難しいのは、その特徴がもたらす効果を検証してみせる事といえる。たとえば、その特徴の1つとして、それに含まれる物質が「高血圧に良い効果をもたらす」とする場合、それをどうやって証明するかが大きな課題である。一般的には、その高血圧に良い成分が多く含まれ、そのままの形で抽出される→食べたり、飲んだりすることで血圧が下がる→健康に良く、元気になる。という三段論法の形で表記されている。
あるいは、影響力のあるマスコミや権威のある大学教授などを使って推奨する事もあるが、おおむねハッキリしたことは口にしていない。したがって、テレビなどでは、付帯事項として「個人の感想です」と表記するしかない。また、幾つかの効能が併記されていることもあるが、それは、一種のマーケティングで、対象になる人が幅広い方がより売れると言う概念だ。しかし、顧客が求めているのは、ピンポイントでも明らかな効果なのである。
したがって、すべての健康食品は、一般的に自ら口にして試してみる他はない。しかし、手当り次第片っ端から口にするわけにもいかないので、自分の弱いところを補うように心がけて試してみるしかない。たとえば、胃腸が弱い人は青汁系食品が良いだろうし、視力が弱くなったと感じる人たちには、ブルーベリー系が良いとも言われていることから、このような商品に興味を持つのも自然なことといえそうだ。製造元も、多くの人たちに試験的に試して、良い結果が得られたに違いない。
今日の商品は、ラビットアイブルーベリー葉に含まれるポリフェノールを、宮崎大学と宮崎県の共同研究により、独自製法技術によって、商品化したもの。葉に含まれるポリフェノールを損なうことなく抽出し、比較的安価でしかも年中飲みやすい葉茶として提供したという。ティーバッグ1袋300ccのお湯でおおよそ5分蒸らして抽出する。1パッケージにティーバッグ21袋入っている。実際に10日ぐらい飲み続けてみると、目がスッキリしてテレビやディスプレーの見え方が良くなっていることも実感できる。これも「個人の感想」ということである。
また、茶葉のみならず、錠剤なども用意されているので、同社としては、ポリフェノール効能には相当の自信があると思われる。それでも、所詮健康食品の領域の品物で医薬品ではない。
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https://www.i-port.or.jp/biomed/top_bluevery_kaihatsu.html