「これは、午前2時30分から4時30分に起きた出来事である」・・・・・先週と今週の2週続けて、ジャックバウアーに付き合った。彼は、24時間ぶっ続けで、睡眠はおろか食事や珈琲さえも取らずに、合衆国のためにテロリストと戦う。何せ、テロリストは5発もの小型核爆弾を持っているわけだから、一瞬たりとも気を抜ける時間はなかったのだ。殆どの時間は、番組シリーズ共通で、彼が現場で悪と戦う姿を、世界最高の衛星ネットワークで支援するCTUスタッフの画面で構成されている。彼は、テロリストに囚われて極限の拷問を受けても、24時間は殺されることはないので安心(先は分からない)だが、自分の家族の裏切り(普通は予測しにくいが、現実には良くある)にあっても、精神的ダメージは最小で、すぐに気を取り直して(意外に早い)に敵に立ち向かう。そして、様々に立ちはだかる目の前の邪悪をブルトーザーのように薙倒し核心に近づこうとするが、我々を次から次へと予想外の新たな課題に巻き込んでゆく。
ジャックの、上司や大統領さえも動かす行動力は、合衆国のヒーローである事を象徴しているが、他の出演者にも1人1人個性的な性格が割り当てられていて、そこに存在する人格、心情、等が巧妙に絡み合い、急激に展開する大枠ストーリーに加えて、CTUスタッフの摩擦や苦悩を演出することにより現実感を増している。一方、悪役俳優は特別格好よい人が、これまた知的に演じているため、つい、悪役にも心を寄せてしまう人も少なくないだろう。
よく使われる場面の平列展開による視聴者の退屈排除もさることながら、面白さの指標となる要素を徹底して調査研究した結果が巧妙に仕組まれていて、幅広い層に支持されるようマーケティングされている。 もちろん、さほど背景を考えたり、能書きなんぞなくても、無条件で面白いTVドラマなのだ。
その番組を合計24時間見たわけだが、我々視聴者も人の子。ジャックとは違い、お腹も空けば、喉も渇く、こんな夜遅く、いや朝早い時間帯には、睡魔も襲ってくる。もちろん、台所でごそごそする時間的余裕もない。目を離せないのだ。そこで、そのような状況下でも即席で美味しい珈琲を紹介しておこう。このような24時間フルタイム活動状況は最近増えている。海外のサッカーの試合を見る時も大いに役に立つ。その珈琲の美味しさとは、世界の珈琲産地であるブラジル、コロンビア、エチオピア、ペルー、メキシコなどで、遺伝子組換え、農薬、合成肥料などを使わない「有機栽培」で育てられている珈琲豆を使用したところにある。今日は、ちまちました写真の組合わせを止めて、フイルムの1発撮りでまとめた。
では、こちら
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