08/10/22 梅は果実
http://www.nextftp.com/suyama/%E6%A2%85%E5%B9%B2/%E6%A2%85%E5%B9%B2.pdf
で紹介しましたPDF原稿について遅まきながら補足をさせていただきます。
ここでの表記の「A級2Lサイズ」に関しまして農林水産省に問い合わせを出しましたところ、
農林水産省の回答は、
(回答)
(1) 「野菜の標準規格」については、規格の統一と簡素化により市場取引の円滑化等を図るため、農林水産省において昭和46年から主要野菜について順次定められてきました。しかし、選別・出荷労力の軽減、生産・流通コストの縮減の一環から、平成14年に標準規格は廃止しました。現在では、生産者団体等による独自の規格により取引がされています。
(2) 果実については、農林水産省において、果実の円滑な取引に資するため必要最小限度の表示事項として「果実の全国標準規格」を定めています。都道府県によってはこれよりも細かい規格を定めているところもあります。なお、うめについては、全国標準規格には定めがなく、都道府県、生産者団体等において規格が定められていると考えています。
・・・とのことでした。
そこで、今度は製造元の「 紀州梅干し・みかんのJA紀南(紀南農業協同組合)」に問い合わせを出しましたところ、以下の回答をいただきました。
⇒品質はA級になっておりますので選別した中で一番いい梅を使用しています。
規格サイズで選果した物を塩漬、、天日干を行い、1粒毎に計測し、統計処理して平成6年に研究室で基準を作成しました。それが業界規格となっています。
梅干し2Lサイズになりますと14g以上19g未満になります。
・・・従って、紹介しているPDF原稿に、A級2Lサイズとは、「収穫後の選別で、いちばん良い梅を加工し、梅干になった時点で14gから19g未満の間にある粒を使用」という補足を入れるべきだったと反省しております。謹んでお詫びを申し上げます。
▼さらに、本文公開翌日、
「天日干しから樽に入れる際も選別し、梅干が付け上がって、商品になる際も選別いたします。」
との追加をいただきました。
修正版は、こちら
http://www.nextftp.com/suyama/%E6%A2%85%E5%B9%B2%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E7%89%88/%E6%A2%85%E5%B9%B2%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E7%89%88.pdf