今頃は、期末の忙しさから開放される頃でもある。しかし、「やっと一息」と思っていても、もう、すぐに次の計画が発表され、再び慌しくなる頃だ。気温の変化も激しく体調の管理が難しい。そこで、回復力や免疫力に即効性があり、体の負担が少ないビタミンC、クエン酸、アントシアニン等を大量に含むジュースを紹介しておこう。大概の企業戦士は、これらが慢性的に欠乏している。 ただ、市販のビタミン剤等からそれらを摂取している方は、効果が薄い。既に吸収に優れたビタミン剤からしか体が受付なくなっているためだ。 今回紹介するオレンジジュースは、イタリアのシチリア島で採れるブラッドオレンジ、バレンシアオレンジなどを搾ったジュース2種と、瀬戸内海で採れる柑橘、温州みかんを搾ったジュースの2種である。
ブラッドオレンジのジュースは、EU(欧州連合)規格の有機農法(完全無農薬)で育てられた完熟ブラッドオレンジを、現地の有機JAS認定工場で搾り、輸入して広島県にある有機JAS認定工場でビン詰めしたもので、徹底した「品質保証システム」で管理されているものである。EUでは、シチリア産のブラッドオレンジを法規2081/92により地理的表示保護の認定もしており、伝統や地域性に根ざした高品質な食品として認めている。また、EU/イタリアの有機栽培基準は、有機JASと同等性が認められている。有機JASは、農薬や化学肥料を使用しないで栽培するのを原則としているが、自然界にあるものは使用できる。しかし、規定によって具体的にその品目が定められている。また、使用された物は記録に残し管理される。それを第3者の認定機関が監査をして、認定された者だけが有機JASの認定業者になる。もちろん海外で生産される有機農作物に関しても、生産者が有機JAS認定業者になるか、同等と認められる場合、所定の手続きを経て有機JASマークをつけることができる。つまり、有機JASとは、「安心・安全の品質保証」と考えてよい。
では、味はどうか、このような生産および製造プロセス、あるいは完熟搾りを明示されたブラッドオレンジジュースを飲んだ事が無いので、イタリア系のお店等で用意されているブラッドオレンジジュースとの印象比較しかできないが、酸味と甘さのバランスが全く違うのである。今までのブラッドオレンジが目の覚めるようなシャープな酸味があったのに対し、こちらは、「酸味と甘みと深み」の点で異なる。それは、ブラインド・テストで誰が比較しても明らかであり、おそらく100人中100人が、こちらの方が「まるで違うが、明らかに美味しい」という感想になるに違いない。
これを、単純なジュースとして評価するなら、高級な美味しいものでしかないが、体調整備飲料とか風邪予防飲料、あるいは健康美肌飲料のような視点で観ると、720ml=980円は、全く高いジュースとは思えない。むしろ、このような飲料こそ、かつての牛乳のように、毎週1本づつ配達して欲しいものだ。 そのくらい、このブラッドオレンジジュースは美味しいし、体調も改善され良くなる。 残りの3本のジュースについても、安全・安心に関してはブラッドオレンジに準ずるような製品に仕上げてある。気になる糖度は4種全て13%前後であるが、酸味や渋みなどのバランスの違いにより、味は大きく異なる印象を持つ。したがって、実際に試飲して、好みや飲みやすさの点から選ばれることをお勧めしたい。私は種類が多いほうが楽しいので、4種揃えたいが、どれか1つ選べといわれたら、決定的に「ブラッドオレンジジュース」を選ぶに違いない。
ではこちら
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