最近は、女性の美容意識を刺激するコラーゲンを主成分にした商品が増えている。これは、コラーゲンが、いつまでも「お肌の若さ=美しい」を維持する唯一の成分であることが広く認識されているからである。そして、効率的な吸収のための訴求成分を研究・調整したり、由来成分に対する効果の違いや、溶けやすさ・飲みやすさなど、加えて商品のさらなる低価格化が進む中で、密かにマーケットの競争が激化しているようだ。ターゲットは、お肌のハリや潤いの曲がり角が意識される20歳代後半から30歳代女性で、より高い効果を常に探求している人達のようだが、実際は、それだけで良いのであろうか。
もちろん、体が必要としているのは、その様な年代の人達だけではない、20歳を過ぎた全ての男女が必要としている成分といえる。体の健康維持に重要な成分は、20歳ぐらいを基準に殆どが減っていくと言われている。特に、シミやしわが増えたとか、目の疲れが酷いとか、髪の毛が痛んだままだとか、腰や足の関節が痛むとか、外的風貌の変化や、傷みや不快感などによって自覚できる症状が徐々に表面化してくるのである。これを歳をとったから仕方ないという風に片付けてはいけない。早く何とかしなければ、いつまで経っても自然には改善されないので、意識して必要な成分を日々摂取するように努めておいたほうが良い。それは、先行き大きな肉体的な違いや変化となって現れると言われているからだ。 そう、そう、食べ物に好き嫌いの激しい、俺達のようなおっさんにも必要な栄養素なのかもしれない。
女性は、既に若い頃から美に対する意識は高く、常々興味を持っているので、栄養成分の中でも、とりわけコラーゲン関連商品には敏感に反応する。コラーゲンは人間の体を作るうえで必要不可欠なタンパク質だといわれており、血管、骨、皮膚、髪、爪 など体のあらゆる部分で使われている。コラーゲンが多く含まれる食品は、フカヒレ、手羽先、鰻、豚足、牛スジ、スペアリブ、アンコウ、スッポン、等と言われているが、その様な食品ばかりを優先して採るわけにもいかないし、その時、体がそこに含まれるコラーゲン全てを吸収できるわけでもないことから、結局、毎日少しづつ効率的に摂取できるものを求める必要がある。
今日紹介するのは、アサヒビールの製品で、同社の研究所が提唱する「肌基盤改善理論」に基づく配合で、コラーゲン自体には、皮膚粘弾性を高める力の強い低分子コラーゲンを採用し、加えて同研究所が発見した「美体質乳酸菌」を加えることで、腸内でのコラーゲンの吸収力を改善している(全て動物実験にて)、商品名:パーフェクト アスタ コラーゲン パウダーというものである。
主たる成分は、低分子コラーゲンに加え、ヒアルロン酸、エラスチン(保湿たんぱく質)で構成され、この3種の効能をサポートする為の美体質乳酸菌を加えている。次に、これらの成分を体内でより効果的に高める為にCoQ10、ビタミンC、4種類のハーブ(ローマカミツレ、ドクダミ、セイヨウサンザシ、ブドウ葉)を加えている。そして、もう1つお腹スッキリの為に食物繊維も加えている。これ等の11の成分によって、ユーザーの美容意識を刺激し、ハリと潤い感覚を目覚めさせ、それらによって、他社商品に圧倒的な差を付けようとしているのである。おまけに価格の設定は、従来品に対しても十分低い。
ではこちら
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%21686&app=WordPdf
補足 ここで使われている「パーフェクト」という言葉は、同社の説明によると、完全なコラーゲンと言う意味ではなく、プレーン味なので「どのような飲食物、たとえば ジュース、お茶やコーヒー、スープや料理など、にぴったり良く合う」と言う意味が含まれているとのこと。誤解のなきよう。
試飲 水に溶かしてみるとやや白濁感はあるものの、ビタミンCとハーブによる僅かな酸味を感じる程度で、確かに何にでも溶け込み、素材本来の味を変えることはなさそうだ。
効能 現在、左足の膝の具合が今ひとつよくないので、試してみたいが、3ヶ月、半年、1年ぐらい飲み続けることによって、少しづつ何らかの改善効果が見受けられるかもしれない。その時には、また報告したい。