2010/08/03

パエリア風

  何かにつけてお仕着せの物では不満が残り、それなりに食材や香辛料等を加えて、どうせなら自分好みの御飯にしたいという人も少なくない。その様な、何かに付けてうるさいというか、細かいことにもこだわりを持ち、時たま、な、なるほどと思うような画期的なアイデアを出す人がいる。人の頭は、「使えば使うほど、よく動くようになる」を生活の中で実践している人達である。とは言いながらも、最初から何から何まで、本格的に自分でやらないと気が済まないかというと、実はそうでもなく、単なる自分の主張というか(わがままとも言う)、を周囲に訴えているだけのことであったりする。今日は、そんな、中途半端な人生観を周囲に押し付けているおっさん連中にぴったりの「自己満足型支援食材」から1つ「パエリア風炊き込みご飯の素」を紹介したい。

 今日紹介する炊き込みご飯は、味噌汁、そして、美味しいお漬物でもあれば、贅沢は言わないという人にもぴったりである。さっそく、その炊き込みご飯を作ってみることにするが、まず、スーパーなどに置いてあるS&B ヱスビー食品㈱のパエリア風「炊き込みごはんの素」を用意する。炊飯器には洗ったお米2合を入れ、次に、「炊き込みごはんの素」を入れ、さらに、アルカリイオン水を2合の印のところまで加え、炊飯スイッチを押すだけである。このとき、水加減で出来上がりの御飯が硬すぎたりする事があるので、少しだけ水の分量を多めにしておくとよい。かといって、炊き込みご飯には、「おこげ」ができるくらいが美味しいとも言われ、水分量はとことん微妙といえる。

 何回か繰り返していくうちに、丁度自分にあった案配が分かってくるものだが、最初は、やはり試しながら作ってみるしかない。ただ、単純に「炊き込みご飯の素」の指示どおりで作るには、案外美味しく仕上がるので、2回目からは、キャンプなどに持っていくとか、アウトドアでも楽しめるだけの自信が得られる。しかし、何か別の食材を加えて、もっと自分なりに「美味しい炊き込み御飯に仕上げたい」と欲が出てくるのも現実で、少々慎重になるに違いない。冬場なら牡蠣などを加えたりするのもよいが、夏場は冷凍のシーフードミックスなども利用できる。これには、にんにく、オリーブオイル等と一緒に炒めてから投入する。一方で、野菜を加えるなら、玉葱、いんげん、赤ピーマンなど、「炊き込みご飯の素」の原材料に含まれるものがよい(PDF参照)。このあたりの追加する食材こそ、自分の創造性を活かして美味しく仕上げて欲しいものである。ただ、何を加えるにしても、あくまでも水の加減がポイントである。

 今日のPDF写真は、冷凍シーフードミックス(海老、いか、あさり)とマコーミックのにんにくのみじん切りを、エクストラバージンオイルと一緒に炒め、辛味を増す為に、生姜の搾り汁、サフラン少々、輪切り唐辛子等を加えた。夏場は辛い方が美味しい。あと、ベーコンやパンチェスタを四角く切って炊き上げてもよい。炊き上がったら、さらにブラックオリーブの輪切りを加えて攪拌している。これも、美味しさを引き立てる食材の1つである。お皿の上の付け合せは、トマト、ボイルしたじゃがいも、レタスとバジルである。おっと、バジルは、自家農園でたくさん生育している自慢のものである。
 ではこちら
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%21743&app=WordPdf

 補足 それ自体、特別美味しい物ではないが、ビジュアル的にはミール貝も加えておきたい。味覚で楽しむならば、炊き上がった時点でアサリバターとか、アサリの酒蒸し等を入れて攪拌すると美味しい。