最近、健康に寄与するとされる清涼飲料水が次々と発売されている。このブログでも、既に幾つかの「トクホ=特定保健用食品」を紹介してきた。今日の商品は、「からだすこやか茶W」と言う名の混合茶で、①.脂肪の多い食事を摂りがち、あるいは、②.血糖値の急激な上昇を避けたい、そんな人に飲んでもらう商品に仕上げてある。原材料成分は、ほうじ茶、烏龍茶、紅茶となっており、その組み合わせで、口当たりは優しく、美味しく仕上げてある。それに、ビタミンC、更に「難消化性デキストリン(食物繊維)」を1ボトル(350ml)に対して5g入れてあり、これから夏場に向かい、①,②の不安を抱えた中高年の需要は拡大するとみられる。
難消化性デキストリンとは、トウモロコシのでんぷんなどから作られる水溶性の食物繊維で、 5g=レタス約 400g(1.5個分)に相当する食物繊維を含むようだ。原材料が天然なので安全性の高い食品成分とされ、食事と共に摂取すると、「小腸での急激な糖の吸収を抑え、緩やかに吸収する効果」が認められるというもの。その他、「整腸作用や中性脂肪の抑制」なども認められている。この「難消化性デキストリン」は、成分として適正値でもある1日1回の目安として(4~6gが)体内に入ることで、商品に「トクホの表記」が可能になる。 この量によって効果が認められると考えられる。しかし、摂りすぎ、あるいは体質・体調との関連で、お腹がゆるくなることがあると補足されている。
通常の350mlのお茶は、せいぜい税込113~119円である。しかし、難消化性デキストリンの入った「からだすこやか茶 W」は税込157円で販売されている。すると40円前後高く設定されている。つまり、混入されている「難消化性デキストリンは、単純計算で1gあたり8円相当」ということになる。一方、市販の難消化性デキストリン(顆粒袋詰め)単体の商品を調べてみると、何種類か販売されているが、1例として、400gで900円前後で販売されている。それは、1gあたり2.25円となり、難消化性デキストリンの入っていない350mlのお茶に、追加して難消化性デキストリン顆粒粉末を5g混入しても、+11円(税込119~130円)で同等になる。この差分には、付加価値利益と消費者庁へ「特定保健用食品」を申請する時の費用が含まれているようだ。
全国どこにでもあるコカコーラの自販機で「からだすこやか茶W」を購入出来るならば、便利この上ないといえる。いつでも、どこでも購入できて、中高年の夏場はこれで安心のようだ。さらに、気に入ると1日3本は無理でも、1日1本は持ち歩きたいトクホといえる。咽越しにも、たいへん穏やかな美味しさがあり、ありがちな苦味などの違和感もない。そして、このお茶で、中高年が益々元気になりそうなので、家庭用の2リットル容器タイプも欲しいところだ。実際、自分でこの「からだすこやか茶 W」を1日3本(難消化性デキストリン単純計算で15g相当)を3日試してみたが、確かにお腹がゆるくなっているように感じる。少々飲み過ぎた感じは否めないが、神経質にもかかわらず、ストレスの多い仕事をする、便秘がちの人には、かなり効果的かもしれない。
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