このブログでも、さすがに人気が高かった。音楽好きが多いのか、年配の読者が多いのか、よく分からないが、映画ファンの読者も最近増えているようだ。60(歳)過ぎのおっさんの感想文を読んだからといって面白いかい~?と思ってしまうが、タイトルだけで検索されているのかもしれない。遅くなってしまったが、CDがやっと入手できたので追加報告する。
オーディオ好きとしても、映画の中に興味深い発見はたくさんあったが、一番興味深いのは、サウンドトラック部分かもしれない。オリジナル・サウンドトラックCDには、全20曲を収録してあるが、CDに収められた説明文によると「映画内では、役者の吹き替えではなく、ジェームス・ブラウンの歌をそのまま使用されている」とある。また、「ジェームス・ブラウンのベスト盤でありながら、2曲の未発表ライブ音源[☆]、映画の為に手を加えられた soundtrack version 5曲[#]が収録されている」と記されている。以下、曲名を挙げてみた。
1.セックス・マシーン 2.ザ・ペイバック、パート1 3.アウト・オブ・サイト 4.アイ・フィール・グッド 5.カルドニア[#] 6.プリーズ・プリーズ・プリーズ(ライブ)[☆#] 7.ナイト・トレイン(ライブ) 8.パパズ・ゴット・ア・ブランニュー・バッグ、パート1 9.イッツ・ア・マンズ、マンズ、マンズ・ワールド(ライブ)[☆#] 10.ゴールド・スウェット、パート1 11.マザー・ポップコーン、パート1 12.アイ・ゴット・ザ・フィーリン(ライブ) 13.アイ・キャント・スタンド・マイセルフ(ライブ) 14.セイ・イット・ラウド・アイム・ブラック・アンド・アイム・プラウド、パート1 15.セックス・マシーン(ライブ) 16.スーパー・バッド(ライブ) 17.ソウル・パワー(ライブ) 18.トライ・ミー(ライブ)[#] 19.プリーズ・プリーズ・プリーズ[#]
20.ゲット・アップ・オファ・ザット・シング
3.8.はMONO、☆は1966年4月23日、フロリダのタンパに Fort Homer W.Hesterly Armory での未発表ライブ音源。#はプロデューサーチームの The Underdogs がサントラ用に手を加えたsoundtrack version とのこと。
最後の場面で、親友のボビー・バードへ向けて歌い上げるバラード調の曲は、18番目に収録されているトライ・ミー。