例年、年末年始は、いつも大阪方面だった。今年は全く暇で、今年こそゆっくりと、延々と続く年末年始のTVの「ちゃんばら番組=例えば柳生武芸帳など」を満喫したい。もう6~7年も見ていないので、定かではないが、まだやってると嬉しい。それにしても、暖冬だとか言われていたにもかかわらず、寒さも本格的になってきたと痛感する。その冷たい空気に触れると、やはり京都の寒さを思い出す。四条大橋手前から河原町に向かって右上に見えるデジタル温度計の数字が印象深く、-1度とか-2度とかという数字が浮かぶ。こんな時期は、つい「彩のカレーやイノダ珈琲(両者紹介済み)」を思い出してしまうのである、それも胃袋の条件反射なのかもしれない。いや、やはり、京都の寺が好きだとか、仏像に興味があるとか、その類ではない。先々週は、そう哀愁に浸っていたわけである。ところが、昨日になって大阪方面から電話が入ってきた。大した内容ではなかったが「挨拶がてら、行きますよ」と、つい、応えてしまったのである。勿論、日帰りでも十分なのだが、一泊してついでに京都に寄ることにした。 ところが、病院の依頼話はやはり想像以上に無理難題であった。
仕事を終えた翌朝は、早起きして阪急梅田から特急43分で河原町へ出る。ここからは歩きながら楽しむ。四条大橋を渡り、振り返ってデジタル温度計を望むと、それでも4度だった。途中、花見小路通りを下る(京都駅方向)。年明けとは違い年末は人もまばらで、閑散としているが外国人は多い。道なりに東大寺通りに抜けたい。途中ペンション祇園という看板を横目に見ながら、東大寺通りに出た。八坂通りと交差するところで横断歩道を渡り、そこを少し登る。そろそろ右だと思っていると、いつものように「あなたの着物姿を撮影します班」に出くわした。正面には八坂の塔が見える。こういう場所で、着物姿を撮影してもらうのは、結構費用もがかかるが、メイクも決まっているし一生使える写真になる。と、人気もあるようだ。しかし、どうも1人で写るのは気恥ずかしいようで、必ずお仲間がいる。お正月は撮影した写真を観ながらみんなで楽しんで欲しいものだ。観光客もまばらなので、撮影者の仕事振りを少し眺めたが、なかなか問答が多くて始まらない。やはり、お客の希望通りの写真を撮影するのは難しいようだ。それでは、お先にという感じで、ちゃっかりスタッフ込みで、顔が分からないように撮影させてもらった(今日のPDF写真)。シャッタを切った後は、「こういう仕事も1度くらい経験してみたいな」と思いながら、すたすたと五条坂と茶わん坂の分かれ道へ向かう。ここも人はまばらで、さすがに年末は歩きやすく、学生の二人づれもちらほら。ここまで、河原町からのんびり30分程度である。茶わん坂は、昨日来た様に思えるほど変わっていない。
「彩」も空いていた。いつもの場所に座り、いつものカツカレーを注文する。お店のお母さんも、いつもの通り料理の合間に「手間のかかるカレーの作り方の説明」をする。こちらも、またいつものように、「へー、へー、ふーんそうですか、拘ってますね」と合図地を打つ。しかし、肝心なことは教えてくれない。出来上がると、昨日の記憶と重なるカレーを堪能する。やはり、美味しい。京都は土地柄なのか、手間のかかる仕事ほど丁寧に仕上げられる。終わると、お勘定をしながら、「東京からわざわざ食べに来ました」と、恩着せがましく印象付けるのである(京都シリーズ紹介済み)。ここには、1日弟子入りをしたいくらいだ。
店を出ると、ここからは、目を瞑っていても行ける、お決まりの道順で「イノダ珈琲清水店」に向かう(紹介済み)。ここでも、やはり注文は砂糖入りの「アラビアの真珠」になる。イノダ珈琲店は東京駅の大丸にもあるし、珈琲豆なら分倍河原のお茶屋さんにも置いてある。しかし、この清水店だけは「何故か引き寄せる味」なのである。やはり、ここでないと味わえないと満足。いずれにしても、「裏技のような手間の掛け方で、外見は何も違いはないけれど、その違いが分かる人が来ればよい」ことになっているようだ。帰りは、胃袋の上部から、時々はみ出しそうになりながら、すたすたと八坂の塔からそのまま東大寺通りへ下り、206番のバスに乗る。年末はバスもすいすい走る。揺られながら(上の写真)、その無理難題の宿題を思い出した。やはり裏技の塊になりそうだ。来年になってからゆっくり考えよう。 それより先にやんなきゃいけない事がある。そうだ、ついでに年賀状の写真も撮ってこよう。京都駅では降りずに、そのまま七条堀川までゆく。
ではこちら
https://onedrive.live.com/view.aspx?cid=CFBF77DB9040165A&resid=CFBF77DB9040165A%21448&app=WordPdf
仕事を終えた翌朝は、早起きして阪急梅田から特急43分で河原町へ出る。ここからは歩きながら楽しむ。四条大橋を渡り、振り返ってデジタル温度計を望むと、それでも4度だった。途中、花見小路通りを下る(京都駅方向)。年明けとは違い年末は人もまばらで、閑散としているが外国人は多い。道なりに東大寺通りに抜けたい。途中ペンション祇園という看板を横目に見ながら、東大寺通りに出た。八坂通りと交差するところで横断歩道を渡り、そこを少し登る。そろそろ右だと思っていると、いつものように「あなたの着物姿を撮影します班」に出くわした。正面には八坂の塔が見える。こういう場所で、着物姿を撮影してもらうのは、結構費用もがかかるが、メイクも決まっているし一生使える写真になる。と、人気もあるようだ。しかし、どうも1人で写るのは気恥ずかしいようで、必ずお仲間がいる。お正月は撮影した写真を観ながらみんなで楽しんで欲しいものだ。観光客もまばらなので、撮影者の仕事振りを少し眺めたが、なかなか問答が多くて始まらない。やはり、お客の希望通りの写真を撮影するのは難しいようだ。それでは、お先にという感じで、ちゃっかりスタッフ込みで、顔が分からないように撮影させてもらった(今日のPDF写真)。シャッタを切った後は、「こういう仕事も1度くらい経験してみたいな」と思いながら、すたすたと五条坂と茶わん坂の分かれ道へ向かう。ここも人はまばらで、さすがに年末は歩きやすく、学生の二人づれもちらほら。ここまで、河原町からのんびり30分程度である。茶わん坂は、昨日来た様に思えるほど変わっていない。
「彩」も空いていた。いつもの場所に座り、いつものカツカレーを注文する。お店のお母さんも、いつもの通り料理の合間に「手間のかかるカレーの作り方の説明」をする。こちらも、またいつものように、「へー、へー、ふーんそうですか、拘ってますね」と合図地を打つ。しかし、肝心なことは教えてくれない。出来上がると、昨日の記憶と重なるカレーを堪能する。やはり、美味しい。京都は土地柄なのか、手間のかかる仕事ほど丁寧に仕上げられる。終わると、お勘定をしながら、「東京からわざわざ食べに来ました」と、恩着せがましく印象付けるのである(京都シリーズ紹介済み)。ここには、1日弟子入りをしたいくらいだ。
店を出ると、ここからは、目を瞑っていても行ける、お決まりの道順で「イノダ珈琲清水店」に向かう(紹介済み)。ここでも、やはり注文は砂糖入りの「アラビアの真珠」になる。イノダ珈琲店は東京駅の大丸にもあるし、珈琲豆なら分倍河原のお茶屋さんにも置いてある。しかし、この清水店だけは「何故か引き寄せる味」なのである。やはり、ここでないと味わえないと満足。いずれにしても、「裏技のような手間の掛け方で、外見は何も違いはないけれど、その違いが分かる人が来ればよい」ことになっているようだ。帰りは、胃袋の上部から、時々はみ出しそうになりながら、すたすたと八坂の塔からそのまま東大寺通りへ下り、206番のバスに乗る。年末はバスもすいすい走る。揺られながら(上の写真)、その無理難題の宿題を思い出した。やはり裏技の塊になりそうだ。来年になってからゆっくり考えよう。 それより先にやんなきゃいけない事がある。そうだ、ついでに年賀状の写真も撮ってこよう。京都駅では降りずに、そのまま七条堀川までゆく。
ではこちら
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